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魔女はざわめく (3)

こんばんは。前回の続き「魔女はざわめく」の3回目です。これで完結です。予想外に長くなってしまいました。ミレーネルの企みははたしてどのような結末を迎えるのでしょうか?


  yuki solo blue

  森雪ガトランティスバージョンを青肌にしてみました。一等ガミラス人に改造された後、
  再びサーベラーに洗脳されるという数奇な運命をたどった姿、という感じです。








[6]儀式 -百合亜-

 船務課の岬百合亜は、艦内通路を移動していた。上司である森雪に特別な作業があるからと命じられたため、指定された多目的室に向かうためである。大きな瞳をクリッとさせたいつものキュートな表情、ツインテールにまとめた髪がトレードマークだ。軽い足取りで多目的室に入室すると、部屋にはブリーフィング用のテーブルと椅子が設置してあるのだが、二人の女性が椅子に座っているのが目に入る。
「あれ、美影? ・・・と、山本さん・・・」
そこには、桐生美影と山本玲がすでに待機していた。奇妙な組み合わせだなと百合亜は思った。技術課の美影と航空隊の玲、この二人と一緒の仕事ってなんだろう?
「ねえ、ここでの作業って、内容を聞いてる?」
百合亜は美影に尋ねた。玲とは航空管制の仕事上のつきあいだけだが、美影とはラジオ放送を一緒に行ったりと親しく付き合っている仲だ。軽い口調で質問した。
「ええ、もちろん雪さんから聞いているわ」
「そう・・・」
そう言いながら百合亜は背筋にぞっとしたものを感じた。いつもの美影の雰囲気ではない。なにか、妖しい熱っぽさを表情に秘めているのだ。森さんではなく雪さんと名前を呼んだのもいつもと違う。
「わたしたちの任務は・・・」
美影の台詞を玲が繋いだ。玲も顔を上気させている。普段の近寄りがたいクールな様子とは違う。
「あなたを愛して差し上げることよ」
「・・・え!?」
目を丸くする百合亜。玲の言っていることが分からない。戸惑って立ちすくんでいると、美影と玲が椅子から立ち上がり、いきなり百合亜の躰をわしづかみにした。
「え?!」
そのまま、テーブルの上に仰向けにされる百合亜。
「ちょ、ちょっと!! なにするのよ!」
なんとかもがく百合亜に対して、玲が強い緒力で、その両手を押さえ込む。美影は下半身に馬乗りになり、オレンジ色のユニフォームのファスナーに手を伸ばして一気に下に押し下げる。同時にブラとショーツを破り取り、胸元から股間までを一気に露出させる。
「い、いやっ! やめてよっ・・・なにするの二人ともっ!」
だが、妖しい焔の灯った二人の瞳は狂気に満ちている。その様子を見て尋常ではない様子を感じた百合亜だが、2対1で、しかも華奢な彼女に為す術は無かった。
「これからたっぶり慣らしてあげる」
玲は上半身を、美影は下半身にターゲットを見据え、百合亜のまだ未成熟な肉体を侵略し始めた。玲が指で百合亜の成長途中の胸を愛撫しながら唇を重ね、舌で口腔内を自在に蹂躙する。美影は百合亜の股間に顔を埋め、舌を使って内股から始まってピンク色の閉じた割れ目までを刺激し、湧き出す愛液を美味しそうに舐めあげている。
「んふっ、いい唇。美味しいわ」
唇を離した玲が舌なめずりをしながら満足そうに呟く。
「下の方も感度いいよ」
美影も呼応するようにつぶやく。舌から指の愛撫に変え、中指を侵入させ器用に膣肉を刺激している。
「もう、やめてよっ! あっ!!・・・いやぁあーーーっ!!」
「まだまだ、前戯よ。ほんと感度いいわね」
百合亜は強制的に与えられる初めての快感に卒倒しそうになりながら、体をよじらせ、必死に藻掻いた。
(どうしてこんなことを!? 二人ともどうしちゃったの・・・・・)

 そのとき、入り口ドアが開いて黄色いユニフォームの女性が入ってくるのが見えた。
「雪さんっ!・・・・お願いっ!助けてっ」
百合亜は必死に叫んだ。
「どうしたの岬さん?」
「美影と山本さんがおかしいっ!! こんな変なことをっ!」
「え? ・・・どこもおかしくないわ。岬さんのことを大切に思って治療してくれているんでしょ」
「!?」
美影と玲は手をとめ、うやうやしく雪に対して頭を下げる。百合亜はテーブルの上で状況がわからない。しかし、美影らの拘束が解かれたため、左手で胸を隠しつつ、なんとか右手でファスナーをあげ素肌を隠す。
「そうだよ、せっかくの好意なのに」
雪の影から、違う声が聞こえる。よくみると、雪の背後にピンク色のユニフォームの女性も入室していた。
「真琴っ!」
メディックの原田真琴だ。ミレーネルに奪われた躰である。美影と玲もそのことを知っており、さらに恭しく頭を下げた。同室で仲のよい真琴だが、その様子に戸惑う百合亜。
(みんな、どうしたの? 雪さんも、真琴も、ほんとに変だよ)
雪が口を開く。
「説明するね、岬さん。あなた、最近おかしいでしょう? ときどき意識を失っていることがないかしら?」
「!?」
百合亜は思い当たった。先日のガミラスの精神攻撃から後、ときどき意識が飛ぶことが多いのだ。実際には普通に活動しているらしい。だが、自分の記憶がないのだ。
「そうですけど・・・・・・」
「その理由はね、あなたに変なものが憑依しているのよ」
「え? 」
雪は続ける。
「それで、原田さんに相談したの。そうしたら、それを追い出すには、ショック療法が一番だって」
「・・・ど、どういうこと?」
霊感体質を自認している百合亜だが、宇宙戦艦の中で憑依などという非科学的なことを唐突に言われ、混乱する。
「だからね、百合亜に巣くう変なものを追い出すためには、気持ちよくなって頭を真っ白にしてもらうことが一番なんだよ」
真琴が言葉を続ける。斜に構え、眥を吊り上げた表情は、やはりいつもの真琴ではない。
「そのためにアレを作ってもらったんだから。美影に玲、アレを見せてよ」
「はいっ、畏まりました」
声を重ねる美影と玲。二人は顔を上気させながら、それぞれのユニフォームのファスナーを降ろしていった。
「え?何を?」
二人ともブラは付けていない。プルンと胸を篩わせながら股間までファスナーを降ろすと、ショーツではなく、金属光沢に輝く機械のようなものが股間にあるのが、百合亜の目に入った。
「え!?、それは?」
美影と玲は、物欲しそうに堪らないといった表情をしている。
「あっ!きてるっ!」
「我慢できないわ!」
扇情的な声をあげる二人。すると、股間の装置がパイロットランプを明滅させながら作動する。格納されていた肉棒--金属光沢に輝くメカペニスが伸長し、凶悪な姿を百合亜にさらした。
「え!?、なに?・・・・い、いやーーっ!!」
百合亜は一瞬状況が分からなかったが、丸く見開かれた瞳でそのものを認識した瞬間、怯えた悲鳴を上げた。紛う事なき男性器、大型の凶暴なものだ。それが金属で構成され、美影と玲の股間から天を突くようにそそり立っているのだ。
「へえ、完成度高く出来ているね。感心、感心」
真琴が薄笑いを浮かべながら賞賛する。
「後はお願いね、雪。美影と玲もね。たっぷりと治療してあげてね」
底意地の悪い表情を浮かべる真琴。
「はい、仰せのままに」
「それじゃあ、百合亜、せっかくだからたっぷりと楽しんでね」
そう言いながら大きな目を細め、ニヤリと唇を曲げる真琴
「え!?・・・ちょ、ちょっと、真琴っ!」
百合亜の言葉に耳を貸さず、真琴は片手を上げ、掌をヒラヒラと振りながら部屋を出て行った。

 真琴に頭を下げた後、雪、美影、玲の3人は百合亜に視線を移した。瞳には獣が獲物を弄ぼうとする妖しい輝きが灯っている。状況は理解出来ていないが、変貌したクルーたちの姿に、百合亜は足腰が立たず、へなへなと座り込んでしまう。
「・・・お、お願い・・・・変なことはやめて・・・みんな正気に戻って・・・」
体を震わせて懇願する百合亜を、雪はねっとりとした視線で見下ろす。
「じゃあ、百合亜ちゃんの治療を続けてね」
雪の声を合図として、美影と玲は頷き、再び百合亜に迫る。
「いやーーっ!!」
メカペニスを展開した美影と玲の脳裏は、百合亜を犯したいという衝動に満ちている。その本能が強い力で百合亜を拘束し、ユニフォームのファスナーを再び下げていく。
「やっ!!やだっ・・・だめっ!・・・いやーーっ!!」
「ほらほら、治療のためにはおとなしくしてね」
一人様子を伺っている雪が揶揄するようにつぶやく。
抵抗もむなしく、胸から股間までが露出した百合亜を見て、雪は淫らな笑みをこぼす。
「わたしも用意するわね、よく見てよ」
美影と玲が心得たとばかりに背中側から百合亜の手脚を抑える。その百合亜の眼前で、雪は自分のユニフォームのファスナーを降ろしていく。開いたユニフォームの隙間に黒いブラが見え、黒いショーツも露わになった。百合亜は雪の股間にも恐ろしい機械が付いているのかと思っていたので一瞬だけ安堵したが、それを超える驚愕を感じることになる。
「ほら、大きくなるわよ」
見ると雪の股間のショーツ前面がむくむくと膨らみ始めた。そして、棒状のものがショーツに収まらないとばかりに生地を伸長し、ついには、ショーツを破って猛々しいものがドクンっと飛び出した。
「えっ、どうしてっ?!!」
雪の股間にそびえるのはメカペニスではない、生の男性器だ。美影らのメカペニス以上の威容を誇る巨根。大きくエラを張って凶悪さを醸し出す亀頭部、ヌラヌラと淫液を漏らす淫靡な鈴口、極太の血管が浮き出て邪悪さを増幅している頚部、おぞましさに百合亜は目を背けた。
「い、いやーーーっ!!」
なぜ、女性の雪にそんなものが生えているのかが分からない。しかし、玲や美影は違う感想を述べる。
「ああ、素晴らしい。思っていた通りだわ、雪さんのペニス。わたし見るのは初めてだから・・・」
玲は雪に挿入されたが、宇宙空間での変則的な交わりだったので、そのもの自体は見ていなかった。
「ほんど、うっとりしちゃうよね。百合亜もそう思うでしょ」
美影も改めて羨望の眼差しでつぶやく。
「・・・・ど、どうして、そんなこと言えるの・・・・・」
美影と玲が洗脳された過程を当然百合亜は知らない。女性に生えたペニスに陶酔している美影たちは、まさに異様だ。
雪は自らのモノの感触をひとしきり細い指を這わして確かめた後、ユニフォームの前をはだけ、涙目の百合亜を見下ろしながら口を開いた。
「うふふ、そそるなあ、百合亜ちゃん。じゃあ、前はわたしが頂くから、玲ちゃんはお口、美影ちゃんはお尻をお願いするわ」
その言葉と同時に、美影と玲は巧みに百合亜の姿勢をコントロールして四つん這いにさせた。本格的な猟辱がこれから始まるのだ。

「いやっ!!」
嫌がる百合亜の口内に玲のメカペニスが強引に押し込まれる。
「・・・んぐぅ・・・むぅぅ・・・」
固い異物に占領される口内。百合亜にとっては痛覚しか感じないが、メカペニスが自分のモノと感じている玲にとっては、柔らかい口腔の感触がリダイレクトされ、イラマチオの征服感と相まって、この上ない極上の快感をもたらしている。
「・・・んぐっ・・・むむぅぐっ・・・」
声をあげられず、悶え声しか発せられない百合亜に対し、玲は百合亜の後頭部を固定したまま、つぶやく。
「気持ちいいの? じゃ、もっとよくしてあげる」
玲は左手を離してメカペニスのベルト部のパネルを操作した。すると、亀頭部の側面にあるスリットから、ピュッピュッと液体が噴出した。
「んぐぅ!」
口内に広がる冷たい感触に思わず目を見開く百合亜。
「これは、気持ちよくなるお薬。もうお口の中はクリトリスと同じくらい感じるはずよ」
口腔全体に広がった媚薬液は、百合亜の口内を性的に感じる器官へと変えてしまう効力を持つ。さっきまでは痛さを感じていただけのメカペニスだが、あっという間に、それは愛しいエクスタシーをもたらす切望のものに変化した。舌や粘膜にメカペニスが触れるだけで、甘美なインパルスが百合亜の脳裏を襲う。ましてや喉奥を突かれると、その刺激は何倍にも増幅される。
「むぅ・・・うぅん・・・」
(いや、嫌なのに・・・なんで感じちゃうの?・・・)
心の中で叫ぶ百合亜。口だけでイってしまうような淫らさ、百合亜がそれから逃げる術はない。脳裏が真っ白にフラッシュしそうになった瞬間、なぜか玲はメカペニスを抜いた。
「ふふん、口だけでイッちゃつまらないでしょ。今度は美影に愛してもらって」
うつろな瞳で百合亜が振り返ると、ヒップを掴んでいる美影の姿が目に入った。
「うふふ、百合亜。こっちもあげるよ」
四つん這いでツンと上を向いた百合亜のヒップに、美影のメカペニスが狙いを定めていた。ちょこんとピンクの愛らしい蕾を見せるアナルにメカペニスを指先で導く美影。ツンツンと先端で菊口を刺激する。
「んぐう・・・いっ・・・」
先端がアナルに触れるたび、体をピクン、ピクンと震わせる百合亜。本来、何物をも外部から受け付けない器官だ。体が自然と嫌悪して反応する。
「やめてっ! そんなところ、変だよっ!」
「そんなに、嫌がらないでよ。でもね・・・これが好きになっちゃうんだよね」
美影は楽しそうに口ずさみながらメカペニスのパネルを操作した後、先端を花弁にあてがった。先端発射口の周りのスリットから、透明な液体がじわっと滲み出て、それが百合亜のアナルに染みこんでいく。すると、百合亜の躰に変化が起こった。
「・・・!??」
外からのアクセスを拒絶していた菊弁がじわじわと開き初める。透明な淫液にまみれながら物欲しそうに花弁をひくつかせる。
「・・いやっ!!・・・お尻が変だよ・・・お願い・・・・やめてよ・・・・」
「ふふん、お尻が熱く感じてるんでしょ」
「ひどいよ、ほんとにやめて・・・」
百合亜が美影に必死に懇願する。しかし美影は妖しい微笑を浮かべ言葉を続ける。
「その疼き、止めてあげるよ。コレでね」
美影はメカペニスの陰茎に手を這わすと、腰を押し出し、固い金属肉棒を百合亜のアナルに沈めていく。
「ちょ、ちょっと! 無理だよ、そんなの!・・・あぐぁっ!!」
初めてのアナルへの挿入、しかも前戯もなく押し込まれ行く肉棒。だが、百合亜のアナルは受け入れを待っていたかのように拡がり、メカペニスを中へ中へと誘うように花弁を収縮させる。
「いやぁーっ! どうしてっ!」
四つん這いのまま絶叫する百合亜。それに対して、得意げに話す美影
「さっき百合亜に染み込んでいったのはアナルを気持ちよく改造しちゃうの。どんな太いモノもスルリと飲み込めるようにね」
「・・・そ、そんなのいやよ・・・」
「何が嫌なのよ、全然痛くないよね。それに、こんなにうれしさで震えているじゃない。腸壁もぬるっと纏わり付いてきてるし」
メカペニスの薬液は、百合亜のアナルと腸内を肉棒を受け入れて快楽を貪る器官へと改造した。意識は抵抗するものの、肉体は新しい快感を浅ましく貪っている。
「おかしい、おかしいよ!・・・いやだよ・・・」
「たまらないって感じよ。あー、締め付けてくる。百合亜のお尻、最高ね」
美影は腰を巧みに動かしながら改造アナルを堪能する。
「・・やだよー・・」
涙を流しながら、顔を左右に振る百合亜。しかし、腸壁に挿入されたメカペニスの快楽はジンジンと波動のように百合亜を昂ぶらせる。
「美影ちゃん。初めての挿入がアナルになっちゃったかな?」
自分のペニスを指で弄びながら3人の様子をみていた雪が声をかける。腰を打ち付けるのを止めないまま、美影は顔を赤らめて答える。
「・・・いえ、さっき未来を犯してきたので・・・」
「西条さん? 感心、感心。ねえ、初めてはどうだった?」
「中に出すのって、気持ちよくて・・・未来の反応もよかったし・・・あ、彼女も雪さんに喜んで従いますって」
「そう。その調子でこれからもお願いするわね」
アナル責めの間、百合亜の上半身を押さえつけている玲も口を開いた。
「わたしも、通信士の市川さんを頂いてきました」
「玲ちゃんも犯ってきたのね、素晴らしいわ」
「ありがとうございます。おとなしい人かと思っていたら、メカペニスの虜になって絶叫してました。もちろん、これからは私たちの思うままです」
玲が思い出してうっとりしたように話した。
アナルの強制快感で飛び飛びとなる意識の中、3人の恐ろしいやりとりを聞いた百合亜は、完全に混乱して気が狂いそうだった。
(いったい、どうなっているの・・・)

 だが、百合亜には更なる快楽地獄が待っていた。
「それじゃ、わたしも挿れるわよ」
雪が肉棒を屹立させてつぶやく。先端は待ちきれないとばかりに透明なカウパー液が充ち満ちている。それが茎まで滴って、凶悪なペニスをさらに淫らなものへと見せつけている。
「お、お願い雪さん! 正気に戻ってください・・・・」
「うふふ、正気も正気よ。さあ、百合亜ちゃんの治療の最終段階ね」
玲は百合亜の躰から離れ、美影がアナル挿入したまま、百合亜の躰を引き起こす。丁度、美影に後ろから抱かれるような格好になった。
「ほら、開いて、雪さんが挿れやすいようにして」
美影の両手が百合亜の股間を大きく開く。
「やっ!・・・やめてっ・・・」
声を出すものの、アナルからの波状快楽に力が入らないのか、ほとんど抵抗はない。薄い陰毛の奥の割れ目が開き、ピンク色の秘肉が艶めかしく動めいているのが見える。アナルや口内を犯された躰は、残された秘穴も穿って欲しいとばかりに誘いの甘い蜜をだらだらと垂らしている。
「待ち焦がれていたのね、お待ちどおさま」
そう言うと雪は、凶悪な肉棒を躊躇無く百合亜の秘芯に打ち込んでいった。
「うぐぁーーーっ!」
百合亜が獣の悲鳴で絶叫する。
「ああっ、いいわね百合亜ちゃん。ひくついてペニスを離さない。夢の中で私を誘ったときとおなじね」
「・・・あっ!、やっ!・・・・なにを、・・・・言ってるの・・・」
雪はミレーネルの精神攻撃を受けた際、ミレーネルが造り出した幻影の百合亜に弄ばれ、ふたなりペニスの童貞を奪われた。その夢の記憶が蘇り、現実の百合亜と重なってフラッシュバックする。
「ほら、動くよ」
「・・・んぁーーっ!」
雪が腰を打ち付けると、百合亜は絶叫する。極太のカリが甘いピンクの膣肉を蹂躙するように抉ってゆくと、その激しさと快感に肉体が軋むようにエクスタシーの火花を散らす。
「ほら、また、お口にもあげる」
「・・・ううっ!!・・・んんむぅ・・・」
百合亜の横に立った玲が、うるさい口を塞ぐとばかりに、口内にメカペニスを頬張らせる。股間、アナル、そして口と3箇所にペニスを挿入され、百合亜は全身から感じる固い刺激と熱い肉体の昂ぶりに声にならない悲鳴をあげた。

 雪、美影、玲の3人は、それぞれ挿入した肉穴の感触を楽しんでいる。
「うふふ、美影ちゃんのアレがこすれるね」
「・・雪さんのペニスの感触、いいです」
膣壁と腸壁を介して、ペニス同士がこすれる感触に雪と美影が声を弾ませる。
「百合亜の喉って、もうほとんど性器だね」
ディープスロートで喉奥の感触を堪能する玲。薬液の効力で口内は性器同様に感じる器官に変えられ、侵入してくるメカペニスを粘膜と喉肉が愛しく迎える。
全身が性だけを貪る別の生き物になったように、百合亜は躰を捩らせて反応する。3箇所責めが肉体に与える快感は、百合亜の脳裏を白く染め、突かれる度に熱いプラズマが走って、全身の神経に甘い電撃が走る。肉体の過敏な反応が、アナルや膣肉の締め具合にも反映され、挿入する雪たちにも快感として跳ね返る。それがペニスやメカペニスの衝動をさらに高めていく。
「・・・雪さん、わたし・・・もう!・・・」
アナルを堪能していた美影が、我慢できなくなったとばかりに懇願する。
「玲ちゃんはどう?」
雪は玲を見上げて尋ねる。
「わたしも、そろそろいってしまいそうです。百合亜の喉が気持ちよくて・・・」
玲も限界に近いようだ。
「うふふ、わたしもそろそろイキそうよ。それじゃ治療のフィニッシュね」
雪の声と同時に、3人の腰の動きが激しくなる。
「あっ!・・・いいっ、百合亜のアナル、また強く締め付けてくるっ!!」
「喉が、わたしのメカペニスに絡みつくっ・・・・ああっ、出ちゃいそう」
「うふっ・・・・ああ、生膣肉もいいわあ。わたしのカリに弾力よく絡みついて離れない。すごいわ!」
「・・・んぐぅぅーっ!・・・むむっん!・・・」
激しい責めに百合亜の反応も強くなっている。メカペニスで蹂躙され改造された穴が、さらに淫液を垂れ流し、激しくおねだりする。
「・・、それじゃあ、イクよ!」
ついに美影と玲が限界に達する。
「ああっ・・・いいっ!!来る、来てるっ!!」
「堪らない・・・我慢できない・・・ダメっ、出ちゃうっ!!」
そして雪も悦びの声をあげた。
「いいわよ、イクっ!! 出るーっ!!」」
咳を切ったかのように、3人のペニスからビュッ!ビュッ!と白濁液が噴出した。膣内にアナルに、そして喉奥に、繰り返し何度も脈動して、百合亜の躰内を白く犯してゆく。
「うぐぅっ!! ・・・・!!!」
天然と人造の2種類の牝ザーメンが、ムッとした淫臭を百合亜に染みつかせながら注がれてゆく。
(躰に、いっぱい注がれている・・・)
百合亜は自分に起こった出来事をよく理解できないまま、過剰エクスタシー漬けの中で目を剥き、妖しい奔流に身を任せることしかできなかった。

・・・・次の瞬間、百合亜の脳裏は真っ白に飛び、意識を失うと同時に何かが心の奥底で動いた。そして、それは百合亜の躰から離れていった・・・・



[7]自動航法室 -真琴とユリーシャ-

 百合亜が意識を失った瞬間、自動航法室では異変が起きていた。各種の機器類が作動し、プログラムが読み込まれていく。部屋の中央には、航法システムの中心デバイスとされているカプセル状の装置が立てるように設置されているが、その前面キャノピーがスライドして開いた。中には人の姿があった。女性だ。スレンダーな体つきに、長い金色の髪。体に密着した薄紫の衣装を纏っている。瞼が開くと、紫蒼の瞳が輝いた。眠っていた体の動きを確かめるように、カプセルから足を踏み出してゆっくりと歩き出す。出入り口横のパネルを操作してドアロックの解除スイッチを押すと、緑色のランプが点灯しハッチが下方に開いた。自動航法室は艦首甲板上に張り出すように設置されているため、艦内通路からは一段高い場所に出入り口がある。そのため開いたハッチの内側自体がステップとなり通路に繋がるようになっている。目覚めた女性は、ステップを降りて、通路に立った。状況を把握するかのように周りを見回す。クセなのか右手を長い髪に絡ませ、カールするように弄んでいる。その姿を確認して、声をかける乗組員の姿があった。
「お目覚めですか? ユリーシャ・イスカンダル様」
目覚めた女性は、前方から聞こえるその声に鷹揚に反応した。
「あなたは、だあれ?」
「わたしは、この艦の衛生士、原田真琴といいます。ユリーシャ様がお目覚めになったようなので、お世話のために参りました」
覚醒した女性はユリーシャ・イスカンダル。1年前に地球に使者としてやってきたイスカンダル人だ。事故で意識を失った彼女は、カプセルの中で眠ったまま自動航法室に搬入されていた。そして記憶をトレースされイスカンダルへの航路情報をヤマトに提供していたのだ。
そのユリーシャが目覚めるのを待ち構えていたかのように姿を見せたのが原田真琴。表情は愛らしいが、瞳には不敵な妖しい燐光を灯していた。ユリーシャは真琴の様子をじっと見つめた後、口を開いた。
「はてな? あなたは違う。地球の人ではない」
「え、何を仰るのですか? ユリーシャ様」
そう言いながら、真琴は笑顔でユリーシャに近づいていく。
「違う、あなたは違う。なぜ、この艦にいるの?」
真琴は、顔を俯かせた。なにか可笑しいのをこらえているかのようだ。そして、唇の端が微妙に吊り上がった。
「さすがはイスカンダル人ね・・・」
そして顔を上げる。唇を吊り上げた悪意に満ちた微笑・・・その表情は真琴本来のものではない。そして顔をユリーシャの眼前に近づけて口を開いた。
「わたしの姿形はテロン人・・・」
左手を胸に当てながら続ける
「でも、心は違うわ」
「!?」
「さあ、もう一回自動航法室に戻って下さいな、ユリーシャ様」
真琴はユリーシャの手を取った。
「?」
真琴に不審を抱いたユリーシャはその手を払おうとしたが、意に反して真琴の手を握ってしまった。自分でもなぜだが分からない。
「うふふ、なぜかは後で説明してあげる」
戸惑うユリーシャの瞳を覗き込みながら、真琴が厭らしくささやく。ユリーシャはそのまま真琴に手を引かれて部屋内に入ると、真琴に押し込まれるようにカプセルに再び体を預けた。きゃっ!と軽い悲鳴をあげる。
厳しい目付きで真琴をにらむユリーシャ。その前で真琴は腕を組み、目を細め楽しくてたまらないという表情を見せた。
「あらためてユリーシャ様、わたしは原田真琴・・・でも、この躰を支配しているのはミレーネル・リンケ、ガミラスの特務官よ」
「ガミラス・・・ミレーネル・・・」
「そう、それでユリーシャ様に御用事があったから、こうしてお会いしているの」
「・・・私の体が上手く動かないのは?」
真琴は得意げに続ける。
「ユリーシャ様の覚醒プログラムにハッキングして、わたしの声紋には無条件に従うように細工をしました。ついでにユリーシャ様が覚醒したことを隠蔽するプログラムも組み込んでありますよ」
「・・・・・」
「そもそも、ユリーシャ様を目覚めさせたのもわたしの仕事」
「?」
「ユリーシャ様の意識が憑依した岬百合亜、彼女に強烈なショックを与えてユリーシャ様の意識を追い出し、それを本来の体に戻して覚醒するように仕向けたのです」
「・・・どのようなことを岬に?」
「それはそれは気持ちのいいショックですよ。百合亜は最高のエクスタシーを感じていたでしょうね。雪や美影のおかげです」
「・・・・」
ユリーシャは努めて冷静に現状を把握しようとしていた。意識が本来の体に戻って覚醒したが、それはガミラスの手の者による策略であること、そして体の自由を奪われていること。艦内には他にも協力者がいるらしいこと。
ユリーシャが口を開く。
「・・・あなたの目的はなあに? どうして私を目覚めさせたの?」
待ってましたとばかりに、真琴が返答する。
「それは・・・・これからユリーシャ様の躰に教えてさしあげますわ」
そう言うと真琴の手がユリーシャのコスチュームに伸び、胸元を掴んで下に一気に破り裂いた
「きゃっ! ・・・なにをするの」
ユリーシャの顔色が変わる。これまで冷静だった表情に怯えと、服を破られた羞恥の色が見える。それでも鋭い目付きは気丈だ。
「そのままじっとしていて下さいね」
真琴の言葉に、頭では反論しようとしても体は言うことを聞かない。真琴は破いた服をはだけて胸を露出させる。ユリーシャは屈辱に耐えるだけだ。
「いい形。理想的なバストね。わくわくするわ」
そう言いながら、自分のメディック服のファスナーを降ろし、ブラを抜き去って胸を露出させる。
「この胸、ちょっと大きいのよね。でも、ユリーシャ様は気に入ってもらえるかな」
真琴はアンダーバストを両手で支えながら、ユリーシャの躰に抱きつき、お互いの双乳を密着させた。
「!? いやっ!」
ユリーシャが叫ぶ。しかし真琴は胸をグリグリと押しつける。お互いの乳首が擦れ、胸の頂点に妖しい疼きが生じる。
「いや・・・やめて・・・」
「うふふ、女同士も気持ちいいでしょ」
嫌がるユリーシャを、真琴は言葉でいたぶる。次の瞬間には唇を重ねた。
「んぐっ!?」
短い悲鳴を上げたユリーシャに関わらず、真琴の舌がユリーシャの口腔に侵入する。口の中の感触を堪能し、ぴちゃ、ぴちゃっと淫音をたてながら唾液をたっぷりと交換して悦に入る真琴。
「・・・っ! こほっ!・・・」
真琴がユリーシャの躰から離れると、ユリーシャが涙目で咳き込む。
「ああ、美味しい。ユリーシャ様の唇」
真琴は双乳を揺らしながら、舌で唇をペロリと舐め満足そうに呟く。
「・・・ひどい・・・」
強制的に奪われた唇。だが、これは始まりに過ぎない。。
「では、ユリーシャ様、もっとよくして差し上げますわ」

 王家に生まれたユリーシャは、幼い頃からイスカンダル主義を教育され、寛容な心を持ち精神的には成熟しているといってよい。その一方で、ほとんど他人との接触がなかったため、男女の関係、特に性的な接触の経験には乏しかった。その無垢な肉体が、今、真琴の手によって強引に開発され蹂躙されようとしていた。
「・・・あ、あっ!!・・・やめてっ!!・・・」
真琴の指や舌が、ユリーシャの胸を愛撫する。右乳首を舌で転がされると同時に、左胸をやさしく揉まれる。かと思うと、胸から下腹部に向かって舌が這ってくる。カプセルに押し込まれ躰が自由にならないユリーシャは、真琴の巧みなテクニックによって、妖しく昂揚した気分を強制させられる。
「・・・はぁ・・・んっ・・・はぁはぁ・・・」
「うふふ、皇女様も女ね」
ユリーシャの息が荒くなる。真琴は、その様子に満足しながら一旦ユリーシャから離れカプセル脇のパネルを操作する。すると直立していたカプセルが後ろ側に傾き、水平になって停止した。真琴はカプセルの両サイドに脚をのせて跨がる。ちょうどユリーシャの顔を見下ろせる位置だ。
「今度は私の方を気持ちよくしてもらおうかな。これからの準備のだめにもね」
そう言いながら真琴はユニフォームのファスナーをすべて降ろした。メディックの服は、他の乗員とは異なり、太腿を露出させたタイトスカート状になっている。内側にもファスナーがあり、それも降ろすと、白いショーツが見えた。
「んっ!」
真琴は軽く息を吐き出すと、ショーツの中に指を入れて陰核を刺激した。ユリーシャを見下ろしながらだ。これからの行為に興奮している様子がみてとれる。すると、股間から棒状のものがムクムクと膨らみはじめる。いきり立った肉棒がショーツを破り天を向いて屹立した。
「・・・あ・・・・・い、いやっ!」
ユリーシャが悲鳴を上げる。ふくよかな女性らしい真琴の肉体に、似つかわしくない凶悪なペニスが聳えている。ミレーネルの能力で体を改変され生やされたものだ。先端は毒々しくエラを張り、逞しく反った極太の肉茎を誇るソレは、雪のモノに勝るとも劣らない立派な巨根だ。真琴は、右手を肉棒に添え、軽くしごくようにしながら、その凶悪さを自慢した。
「どーう?立派でしょ。皇女様は、こんなの見たことないよね」
「・・・い、いや!いやっ!」
おぞましい牝肉棒に、ユリーシャは恐れおののく。
「あら、ユリーシャ様、嫌がらないでしょ。これで、とーってもいいことをしてあげるから。でも、その前に舐めて気持ちよくさせてよ」
そう言いながら真琴は、しゃがみ込むように腰を降ろし、肉棒の先端をユリーシャの口先に近づけた。
「・・・いやっ!・・・やめてっ!・・・」
「うふふ、さあ舐めなさい、ユリーシャ・イスカンダル!」」
ユリーシャの悲鳴に耳を貸さず、真琴は、巨根をユリーシャの口内に差し込んだ。
「・・・んぐーーっ! 」
声にならない悲鳴をあげるユリーシャ。だが、口は大きなキャンディを頬張るようにカリを咥え、その先端に舌を伸ばしてしまう。自分の意志ではないのに勝手に体が動いてしまうのだ。
「・・・うむぅ・・・んぐっ・・・・」
唾液を唇端から垂らしながら、一心に牝ペニスを頬張る姿。高貴な女に奉仕させ、その痴態を見て、真琴は嬉しそうに声をあげる。
「あはっ、ユリーシャ様、こっちの才能もあるようね。娼婦としてあまねく人々の救済もできるんじゃない?」
イスカンダル主義を揶揄するような言葉を吐く真琴。ユリーシャの奉仕に興奮を隠さない。
「両手も使ってね。裏筋も舐めて。茎の方にも舌を這わして嬉しそうに淫らな顔を見せなさいよ」
命令する真琴。サディスティックに責めることで、より一層の興奮が沸き上がる。為す術無く淫らに奉仕するユリーシャを眺めながら、真琴は独白するように口を開いた。
「あんたたちイスカンダル人って、ほんと目障りよね・・・」
ユリーシャに対する言葉遣いが、どんどんぞんざいになっていく。
「あたしの諜報活動を邪魔したり、テロン人に肩入れしたり」
「・・・んんっ・・・・・むぅ・・・」
「女王のスターシアは総統の気を引いたりね・・・セレステラ様が総統をしたっているというのに・・・」
スターシアにこだわっているのはガミラスの総統のデスラーだが、ミレーネルはあえてスターシアに責任を転嫁する。
「それに、あれだけ、青い肌にこだわるガミラス人が、どうしてテロンやザルツと同じ肌色のイスカンダル人を崇拝するのか、まったく分からないわ」
「・・・んうっ!?・・・」
ユリーシャの瞳に戸惑いの色が見える。それに答えるかのように真琴が続ける
「あたしはガミラス人ではないわ・・・ジレル人よ」
「・・・・」
「ふふっ、分かったでしょ。魔女と忌み嫌われている種族・・・・女神扱いされているイスカンダル人とは大違い。でも、だからこそ、こうやってテロン人の精神を弄んだり躰を奪ったりできる・・・」
真琴は唇をニヤリと曲げ、一拍おいてから続けた。
「そして・・・あんたの躰を奪うことだってできる」
「!」
ユリーシャの目が大きく見開く。真琴の企てを知って、背筋に寒いものが走る。
「うふふ、嫌いなイスカンダル人だけど、その躰を自分のものに出来るとなれば話は別よ」
ユリーシャにフェラを続けさせながら、うっとりとした表情で真琴は言葉を続ける。
「・・・んん!・・」
「知ってるのよ。昔、イスカンダルが強大な軍事力で星々を支配していたこと」
「・・・・」
「優れた科学力を基にね。このヤマトのゲシュタム=エンジンを見れば分かるわ。ガミラスのものより高性能ね・・・」
「・・・・」
「ふふっ、そのイスカンダルの軍事力を解放すれば、ガミラスを逆に支配し、大マゼランを、いえ小マゼランに天の川銀河も含めて君臨することも可能よね」
「・・・んん!?・・」
「あたしがユリーシャ様になったら、今言ったこと実現してあげる」
「・・・!?・・」
「だからこそ、百合亜に強烈なエクスタシーショックを与えて、あんたの意識を基に戻したわけ。そうしないと、躰を奪えないからね」
躰に人格が残っていないと、ミレーネルの能力は発揮できないらしい。
悦に入って呟き続ける真琴。体の自由が効かないユリーシャは、舌をピチャピチャと這わして奉仕しながら、ただ聞いているしかなかった。

と、真琴が思っていたそのときだった。
「あっ!」
突然、ユリーシャが咥えていた真琴のモノを吐き出した。そして、カプセル内から素早く立ち上がり、逆に真琴の体を掴み、合気道のような技でカプセル内に転がした。
「きゃっ!」
ユリーシャはカプセル脇のスイッチを素早く操作する。カプセルが再び垂直になり、キャノピーが閉じ、真琴は内部に封じ込められる形となった。
「くっ! これを、開けなっ!」
真琴はキャノピーを激しく叩く。真琴を閉じ込めたユリーシャは床に座り込み、肩で荒い息をしながら、口を袖で拭う。真琴のペニスの感触を消すかのように。
呼吸が落ち着くとユリーシャは立ち上がり、カプセル内の真琴を厳しい目付きで見つめた。
「・・・あなたは・・・危険」
いったんは取り乱した真琴も、元の人を食ったような表情に戻り、口を開いた。
「よくわたしの催眠状態から抜け出せたね。さすがイスカンダル人」
真琴の企みを聞いたユリーシャは、渾身の力で精神を集中させ、催眠状態から抜け出していた。イスカンダル人の血が成せる技だろう。そして真琴の隙をうかがい行動したのだ。
「ちょっと油断したわね。ユリーシャ様のフェラがとても気持ちよかったからかな」
まだ屹立したままの巨根を指で弄びながら、真琴はからかうように口を開く。
そんな真琴の態度に耳を貸さず、ユリーシャは踵を返した。
「これから人を呼んでくる・・・ここでおとなしくしていなさい・・・」
「待ちなさいよ!」
ユリーシャは背中から聞こえる鋭い声に振り向いた。そして目を見開いた。カプセル内の真琴は金属製のメスを自分の首筋に当てて微笑んでいた。メスは護身用にユニフォームに隠していたらしい。
「・・・なにを、しているの・・・」
「このカプセルを開けてくれなければ、あたしは自分で首を切る。真琴は残念ながら絶命ね」
「!?」
「あたしの意識は、雪の中にバックアップを残してあるから、また復活することができる。でも、このテロン人はおしまい」
「・・・ひどいことを・・・」
「そう思うなら、カプセルを開けなさい。目の前のひとりも救えなくて、救済もなにもないわよね」
「・・・・・」
真琴は得意げに脅迫する。ユリーシャは逡巡していた。ここでキャノピーを開ければ、この女は再び私を狙ってくるだろう。しかし、一人の地球人を見殺しにすることも出来ない。
「・・・卑怯な人ね・・・・分かった・・・」
ユリーシャはキャノピーのスイッチに手を伸ばした。催眠状態が解けているからには、これまでのように思うままにはならず対抗できるはず、と思ったのからだ。シューッという音と共にキャノピーが開く。真琴はニコリと笑みを浮かべる。
「ありがと」
その瞬間、握っていた小さいカプセルをユリーシャの足元に投げつけた。カプセルからは白い煙が立ちこめる。
「??」
ユリーシャは為す術無く煙に囲まれる。必死に息を止めても、それは皮膚からも体に吸収されるようだ。
「・・こほ、こほ・・・こ、これは?・・・」
床にへたり込みながら、声を絞り出すユリーシャ。一方の真琴は、カプセルから脚を進め、窮屈だった体を伸ばすようにしてから、声を出した。
「あはは、甘いね、ユリーシャ様。でも、安心して。その煙はユリーシャ様をとっても気持ちよくさせるお薬。後で使おうと思ってたんだけどね」
真琴は医務室の薬品を調合し、特性の薬剤カプセルを作っていた。もちろんミレーネルの知識だ。強烈な媚薬効果を示す薬剤である。
「ほら、躰が熱くなってきたでしょ」
ユリーシャは藻掻いていた。催眠は解けて自由になった体なのに、今度は全身が熱く疼く。これまでに経験したことのない妖しい高揚感だ。紅く染まった肌から、じっとりと汗が湧き出している。
「・・・熱い・・・なぜ?・・・」
「うふふ、それはどんな女の子も気持ちよくなるお薬。処女だって情事に長けた30女のように体が疼いちゃう・・・わたしは耐性があるから平気だけどね」
「・・・や、やめて・・・」
「あら。もう我慢できなくなっているはずよ・・・・あなたが今欲しいのは、コレ」
真琴は、ユリーシャのまえで仁王立ちし、その股間の凶悪なペニスを見せつけた。そのおぞましいフォルムに、ユリーシャはなぜか見入ってしまう。しかもそれが愛しく見えてしまうのだ。
ユリーシャの気持ちを見透かしたように、真琴がクスッと笑う。
「うふふ、これで突いて欲しいんでしょ。体の奥を、この太いので抉って欲しいんでしょ」
「・・・う・・・ちがう・・・」
「嘘、正直になっていいよ。今のあなたは欲望に忠実な肉人形なのよ」
ユリーシャは混乱していた。気丈に振る舞いたいのに、躰が言うことをきかない。ユリーシャの心に反して躰が物欲しそうに熱く疼いている。
「・・・い。いや・・・・いやなのに・・・」
「じゃあ、素直になるようにしてあげる」
そういうと真琴は。それまでははだけていただけのユニフォームを脱いだ。真琴の小柄だが豊満なボディが露わになる。脚部のユニフォームはそのままなので、裸体にエナメルのサイハイストッキングを纏ったようになり、扇情さをも醸し出している。そして、その股間には巨根が妖しくそびえているのだ。
真琴はうずくまっているユリーシャに手をかける。
「あっ!」
真琴の指が触れるだけで、ユリーシャの躰がビクンと反応する。
「うふふ、敏感になってるね」
そういいながら、真琴はユリーシャのユニフォームを剥いでいく。イスカンダルの衣装は各部でセパレートできるようになっており、上半身、そして下半身の順に真琴は手をかけて取り去ってゆく。
「・・・や、やめて・・・」
声をあげるユリーシャ。躰が熱く、真琴の手をはねのけることもできずに為すがままだ。太腿から下の脚部はそのままにしたので、ユリーシャも全裸にストッキングだけという誘惑的な格好となった。
「うーん、そそる格好。ほら、この子も喜んでカウパー液をだらだら出しているよ」
「・・・い、いや・・・」
ユリーシャの声には耳を貸さず、真琴はユリーシャを固い床の上に転がす。そして、両手で股間をこじ開ける。薄い金色の茂みが、透明な液体に濡れて湿っている様子が目に入る。
「こんなにダラダラと愛液を垂らしていたんだ。淫乱な躰ね」
「・・・ううっ・・・」
真琴は嬉しそうに唇を吊り上げた。
「さあ、召し上がれ、ユリーシャ様」
そういいながら、ユリーシャの双脚を持ち上げ、腰を突き上げて、巨大なペニスを一気に
ねじ込んだ。
「ああぁっ!!」
その瞬間、ユリーシャの全身に電撃が走り。脳裏が白くハレーションした。敏感にさせられた躰の奥に打ち込まれた快楽の杭。それはユリーシャが全く経験したことのない性の快楽だった。
「どう、あたしのモノ。気持ちよくてたまらないでしょ」
真琴が腰を打ち付け続ける。真琴も興奮し、肌を上気させて紅く染めている。
「いいあわ、イスカンダル人を犯すって、最高の気分」
「・・ああっ!!・・・あああっ!!・・・」
初めての性の手ほどき、それも薬剤によって敏感にさせられた躰には刺激が強すぎた。ユリーシャの脳裏は波濤のように押し寄せる快楽に流される。それでいて、躰は勝手に反応し、抉ってくるカリを膣肉が締め付け、もっともっとと熱い昂ぶりを要求する。
「ああ、ユリーシャ様が締め付けてくる」
「・・・いやっ・・・あ、ああっ!!・・・」
かすかに残る理性も、フラッシュするエクスタシーにすぐにかき消されてしまう。
「うふふ、本当に淫乱な女ね。それじゃあ、あなたが望むものをあげるわ」
「・・・え?・・・」
「躰の奥に白いものをぶちまけて欲しいんでしょ」
「・・・あ、・・い、いや・・・・」
「うそ、おっしゃい。こんなにひくついてあたしを誘っているのに」
真琴が腰を強くグリグリと押し出す。
「・・・ああっ!・・・」
「ほら、すぐ反応する淫乱ボディなのに」
「・・・あぁっ!・・・あっ・・・」
「うふふ、ねえ、ユリーシャ様。その淫乱な躰、あたしが有効に使ってあげる」
「・・・え・・・」
「さっき言ったでしょ、あんたの躰を奪うって」
「・・・・あ、やっ!・・・」
真琴は悪意に満ちた表情を浮かべながら言葉を続ける
「これから、あんたの奥にあたしの熱い精をぶちまけてやる。あたしそのものをね」
「・・・え?・・・」
「そう、あたしのザーメンはあたしの意識そのもの。だから、あんたを犯して中に出してやれば、あんたの躰を奪うことができる・・・ふふ、あたしがユリーシャ・イスカンダルになるのよ」
「・・・い、いや・・・やめて・・・」
「安心して。この気持ちよさのまま、イカせてあげる。天国にも昇る気持ちのまま躰をいただくから」
「・・・そんなこと・・・・やめて・・・」
真琴の企みの全貌、躰を奪い取る恐るべき手段を聞き、悦楽に翻弄されながらもなんとか逃れようとするユリーシャ。だが、それも風前の灯火だった。
「ああ、気持ちよくなってきちゃった。もうイキそうよ。ユリーシャ様もそうでしょ?」
真琴の腰使いが激しくなる。ユリーシャの意識と違い、肉体は肉棒の快楽を逃がさぬよう、熱く応答する。
「・・・い、いや!・・・」
「さあ、そろそろ出すよ、ユリーシャ様。安心して、大切に使ってあげるから、その躰」
「・・・やっ・・いやっ!・・・」
「ああ、来てる。熱いのが来てる!」
「い、いやーーっ!」
「あ、来てるっ、出るっ!!・・・出しちゃうっ!!」
「いやーーーーっ!!!」
絶叫する二人。二人のエクスタシーが頂点に達した。
「出るーーっ!!」
「いやーーっ!!」
真琴のペニスから白く熱い分身が放出される。何度も何度も脈動し、大量の濃密な白濁液がユリーシャの子宮に注ぎ込まれてゆく。
「いいーーっ!」
数十億の精子にはミレーネルの意識が分散されている、ユリーシャの子宮で精子がミレーネルの意識を再構成し、脊髄を通して送られる信号がユリーシャの脳を侵していく。
「・・・いやーっ!・・・」
これまで以上の強烈なエクスタシーを感じるユリーシャ。圧倒的な快楽の波動に翻弄され、連続絶頂天国に身を任せる。そして、昇天したまま、だんだんと意識が薄れていくのも感じていた。
(どうして・・・)
ただ、それさえも、圧倒的に大きい快楽の波動の前にはたいしたことではなかった。
「出るよっ! どんどん出てるよっ!」
真琴は白濁液を放出し続ける。天を仰いで注ぎ込む真琴。そして最後のひとしずくを送り込んだ後、放心の表情を浮かべたまま意識を失っていった。
淫臭を漂わせながら、自動航法室の固い床の上に、二人の女性は重なるように崩れていった。

 静寂さを取り戻した自動航法室。しばらくすると、女性の一人がゆっくりと立ち上がった。ユリーシャだ。長い金髪がさらっと揺れる。その表情は優雅なイスカンダル人の雰囲気・・・・ではなかった。クールな紫蒼の瞳には、妖しい燐光が灯っている。自然に口元がほころぶ。厭らしい笑みだ。
「わたしは、ユリーシャ・イスカンダル」
ユリーシャは自分の名前を独りごち、同時に自分の躰を確かめるように首を回し、手脚を動かした。ストッキングだけの裸体の各所を直に触り、最後にアンダーバストを両手で支えた。その感触を堪能しているかのようだ。
「わたしは、ユリーシャ。イスカンダル第三皇女・・・・うふふっ」
ユリーシャは笑い声をあげた。そしてその声が大きくなっていく。
「素晴らしいわ・・・うふふ、あはははっ!」
ユリーシャは優雅な肢体を揺らしながら楽しそうに笑い続けた。彼女本来の笑いではない。躰を奪ったミレーネル・リンケの悪意が、女神の笑顔に邪悪な影を影を落としていた。
「うふふ、さようならユリーシャ、こんにちは新しいユリーシャ・・・」



[8]エピローグ1 -真琴、美影、百合亜-

「いやっ!なにするのっ!」
原田真琴と岬百合亜の部屋、そのベッドの上で、真琴は驚愕の表情を浮かべていた。彼女の服を剥ぎ取ろうと4本の手が伸びている。百合亜と桐生美影だ。二人とも顔を赤く染め、狂気の光を瞳に灯している。本能だけにとらわれた獣の目だ。
「これから、たっぷりと愛してあげるのよ」
「そうそう、ミレーネル様に使って頂いたその躰をね」
「ちょっと、なに分からないこと言ってるのよ・・・あ、いやっ!」
真琴の抵抗虚しく、ユニフォームのファスナーが下ろされ、下着が抜き取られていく。真琴の豊満な胸、そして、薄い茂みに隠された局部から尻までもが露わになる。
「ちょ!!・・・いやーっ」
美影と百合亜は巧みに真琴の躰を操作し、四つん這いの姿勢にさせた。
「ねえ、ミレーネル様の証を見せてもらおうよ」
百合亜が美影に視線を送る。
「そうね、それじゃあわたしが」
そういうと美影が後ろから真琴にのしかかり、右手を伸ばして、その股間に指を這わした。
「あ、いやっ!!」
百合亜は真琴の上半身をしっかりと抑え、自由を奪っている。軍の訓練で一通りの体術は学んでいる美影と百合亜だ。軍属にすぎない真琴は為す術がない。
「ほら、興奮してきてるよ」
美影の指は執拗に陰核を弄ぶ。すると、そこにあり得ない変化が起き始めた。
「え!? ちょ・・・・いやっ・・・なんか変!」
真琴は、股間に熱く血流が流れ込んでいるのを感じた。陰核が信じられないほどにジンジンと熱くなる。そして変化が起こり始めた。
「や・・・いやっ!・・・なにか来てる!・・・熱い・・・・あぁっ!」
絶叫する真琴。陰核が膨張し始め、それがグングンと伸びてゆく。
「あ、すごいっ!」
「きゃあ、立派っ!」
美影と百合亜も声をあげる。
膨張した陰核は、まさに男性器へと成長した。それはミレーネルが真琴の躰を奪っていたときに生やしたものと同じ禍々しい姿だ。
「・・・う、うそ?・・・どうして、こんなものが私に?!」
真琴は、肉棒の熱い疼きに悶えながら絶叫した。

 真琴の肉体を奪っていたミレーネルは、その意識をユリーシャの躰に移すことに成功した。同時に、眠っていた真琴の意識が蘇った。ミレーネルの意識は真琴の脳裏からは完全に消え去っている一方、改変された肉体はそのままとなっていた。そのため陰核が刺激されることで、ユリーシャを犯した凶悪ペニスが再び姿を現したのである。
また百合亜は、憑依していたユリーシャを追い出すために雪に犯されたとき、洗脳ザーメンを注がれたため、美影と同様に雪とミレーネルの忠実な僕と化していた。

「いやーーーっ!!」
おぞましい躰の変化に絶叫する真琴。
「いいわねえ、このペニス」
「ねえ、とりあえず精通させてみようか」
「そうね、真琴にとっては初射精だもんね」
真琴の背中側から美影がペニスをやさしく握り、そして荒々しく扱き出す。
「え、やっ!・・・なにっ?・・・あ、いやーーっ!!」
「どう、これしごかれるのって気持ちいいんでしょ」
「美影が手を動かしながら真琴の耳元で囁く。
「大きいよね、これ。ねえ、加藤隊長のアレと真琴のコレ、どっちが立派?」
真琴の上半身を抑えつけている百合亜は、真琴の思い人である加藤の名前を出して揶揄する。
「やっ!・・・いやっ!!」
真琴は涙を流しながら首を振る。しかし、下半身に熱く滾る欲求に、その肉体は逆らえない。造精されて溜まっていく白い液体が、早く外に放出させろと肉体に要求するのだ。
「ほら、カウパーが溢れているよ」
美影の指がさらに激しく動き出す。
「あっ!・・・なんか、変・・・いやだよお・・・」
真琴はもう刺激を我慢出来ないようだ。
「な、なにか来るっ!・・・やっ・・・やだっ・・・・」
「ほら、我慢しなくていいよ」
「そうだよ、出すのを見せてよ」
美影と百合亜が言葉で射精を促す。
躰の奥から沸き上がる白い衝動に、真琴は顔を真っ赤に染めて叫んだ。
「あ・・・来るっ!なにか来てるっ!!・・・だめっ、出ちゃうっ!!」
同時に、ペニスの先端からドピュッドピュッと白濁液が飛び出した。脈動し何度も何度も発射される粘度の高い牝スペルマ。
「いやーーっ、いやっ・・・出ちゃうよーっ!! 止まらない-ーっ!!」
「凄いっ、たくさん出てるっ!」
美影も叫ぶ。虚空に放物線を描いて幾筋もの白濁液が飛ぶ。
「・・・うううっ・・・」
十何発かを放出した後、真琴はぐったりと俯せになった。一方の美影と百合亜は無邪気な顔で、真琴の射精を見て喜んでいる。
「すごいね、真琴。射精って気持ちいいでしょ」
「うらやましい躰にしてもらって、いいなあ」
真琴には、状況が全く分からない。
「・・・いったいどうなっているの、私、なんでこんな体に・・・」
変貌した仲間、自分の躰の変化、突然の射精体験の妖しい悦楽、信じられないことの連続に涙を流してむせびなく。

「じゃあ、今度は私たちも気持ちよくさせてね、真琴の躰でね」
そういうと、美影と百合亜は自分たちのユニフォームのファスナーを降ろした。その股間にはメカペニスが装着されている。格納状態だ。
「ねえ、見て、真琴」
真琴の眼前、興奮で顔を赤らめながら、美影がメカペニスを勃起させる。
「い、いやっ!」
真琴が叫ぶ。自分のペニスもおぞましいが、仲間の股間で鈍く輝いている模造男性器も禍々しい。いったい、どこまで恐ろしいことが続くのか? 真琴は絶望しか感じることができない。
「このメカペニスはね、まるで本当に自分に生えたように感じるの。もちろん精液を発射できる。真琴の生ペニスもいいけど、こっちの方が絶倫かもね」
「そうそう、それに生ペニスには出来ないことも可能になるんだ。これ見てよ」
百合亜が話を引き継ぎ、同時に自分のメカペニスを勃起させた。しかし、美影のモノとは異なり、百合亜の股間からは同じ金属棒が2本そそり立った。
「・・・な、なによ・・・それ・・」
百合亜は、うっとりとした表情で縦に並んだ2本の疑似男根を指で弄る。
「美影に特別に造ってもらったんだ、コレ。ほんとに2本生えているように感じるんだよ。すごいでしょ・・・・これで、真琴を愛してあげる。前も後ろもね」
「・・・・い・・・いやっ!!・・」
真琴は体を起こし、逃げようとするが、思うように動かない。
そこに美影と百合亜の手が伸びて、再び真琴を四つん這いの状態にさせる。そして百合亜が後ろに回り、2本のメカペニスにそれぞれ手を添えて、真琴の股間にあてがう。そこは勃起射精に連動するかのように興奮しており、勝手に愛液がだらだらと流れている。
「ふふ、こんなに濡れちゃって。アナルもひくついて誘っているんじゃない?」
「・・・や、やめてっ・・」
「大丈夫よ、アナルもすぐに気持ちよくなるから」
2穴にメカペニスの先端をあてがいながら、アナルには薬液を注入する。ちょうど美影に犯されたときと同じように。
「ほら、もう後ろも立派な性器に変わっちゃった・・・さあ、2本を召し上がれ」
そう言いながら、百合亜は腰を押し出して、真琴の膣とアナルに侵入していく。
「・・・あっ!・・・いやーーっ!・・・」
「スルッと入ったね。これを待ってたんでしょ。気持ちいいでしょ」
「うう・・いやー・・」
バックの体勢で腰を打ち付ける百合亜、アナルとヴァギナの両方の肉壁が侵入する異物を愛おしいように絡みつく。
「じゃあ、あたしはお口を気持ちよくしてあげる」
上半身を押さえていた美影は立ち上がり、真琴の眼前にメカペニスをさらし、それをそのまま口に挿入した。
「・・・ううっ!?・・・」
三箇所に金属の牝ペニスを挿入され悶絶する真琴。
「ほら、こっちももう一回気持ちよくしてあげるよ」
百合亜はバックからの二箇所挿入で腰を使いながら、真琴の股間にそそり立つペニスに手を伸ばし、それをしごき始める。
「!?!」
「どう、牡と牝の快感を両方味わうって?」
「最高よね」
美影と百合亜が楽しそうに声をかける。さらに美影は傍らから、円筒状の小型の機械を取り出した。金属製の外観はメカペニスと同じような光沢を放っている。
「百合亜、これを使ってみてよ。メカペニスと対で造ったメカホールよ」
「あ、すごい!」
百合亜は手を伸ばして、美影から受け取ると。真琴のペニスにそれを被せた。自動で電源が入ったのか、各所が光り、低い稼働音が聞こえる。
「・・・・んぐぁ!」
塞がれて声を出せない真琴だが、唇の隙間から淫獣の叫びが聞こえる。
「あはっ、とても気持ちいいのね」
「そうよ、元々はメカペニスの性欲処理用のオプションなんだけどね。ほら、これって絶倫だから。でももちろん生ペニスにも使える・・・ふふっ、刺激が強すぎるかな?」
メカホールの内側は自由に形を変えるエラストマー状の素材で構成されており、それが変形してペニスに刺激を与える。単純に締め付けるのはもちろん、波のようにうねって刺激を与えたり、ひだの状態を変化させたりと、あらゆる刺激でペニスを興奮させる。まだ一度の精通しか経験していない真琴にとって、その刺激は凶暴すぎた。

「・・・んぐぅ・・・むぅぅ・・・」
 3穴にメカペニスを挿入され、生やされた肉棒もメカホールで刺激を与えられている。ガミラスの科学力による責めは、妖しくも極上の刺激を真琴にもたらしている。混沌する意識の中で為すがままに弄ばれる真琴。生身の躰も、単に性的エクスタシーを貪るマシンと化そうとしていた。
その耳元で、感極まってきた美影が口を開く
「ねえ、真琴・・・真琴にわたしたちのザーメンを注いだら、わたしたちのモノよ」
「・・・むぐぅ?・・・」
「雪さんから言われているの。真琴の改造ボディはわたしたちの自由にしていいって」
「・・・んんぐぅ?・・・」
「ザーメンを中に注いであげたら、真琴はわたしたちと同じように雪さんとミレーネル様に忠誠を誓うようになるのよ。そしてね、同時にわたしと百合亜にも従うようになる」
「・・・!?」
「安心して、いつも気持ちよいことをさせてあげるから」
美影が顔を上気させて説明する。
「そうそう、その生ペニスは活用しなくちゃ。他の乗員を犯すのも手伝ってもらおうかな」
百合亜も楽しそうだ。親友の躰を弄び、配下にするという闇の悦びに、二人とも酔いしれている。
「・・・ああ、わたし・・・・イっちゃいそうよ!」
「百合亜も出そうよ!、2本とも」
百合亜と美影の動きが激しくなる。呼応するようにメカペニスの刺激も強くなっているようだ。
「ああ、出る・・・出ちゃうっ!」
「来るっ、来てる、イクっ!!・・・出るーーっ!!」
「・・・・むぐぅぅーーっ!!・・・」
百合亜と美影から濃厚な白濁ザーメンが何度も何度も真琴の躰内に放出される。同時に真琴も発射した。メカホールに絞り出され、何十筋もの白線が虚空のキャンパスに描かれる。
性獣の叫びを漏らしながら3人が果てていく。そして射精と受精の相乗エクスタシーの中、真琴は自分の何かが変わっていくのを感じたが、それを認識することはできなかった。

 こうしてミレーネルと雪に忠誠を誓う、魔女の配下が増殖していった。



[9]エピローグ2 -ユリーシャと雪-

 同じ時間、雪の個室ではユリーシャと雪が全裸で絡み合っていた。雪の股間には逞しい肉棒、そしてユリーシャの股間にも同じような肉棒が屹立していた。もちろん、本来のユリーシャに男根があるはずがない。その躰を支配したミレーネルが、脳内をいじって生やしたものだ。瓜二つの二人は、股間のモノの姿形も似ているようだ。
 二人は変則的に交わる。松葉同士を絡めるように、お互いの脚を絡め股間を密着させ相互挿入しているのだ。瓜二つの姿が交わる様子は、鏡に映ったような妖しい雰囲気を醸し出していた。
激しい絡みが続いた後、雪が叫んだ
「あっ!出るっ!・・・出ちゃうーっ!!」
ユリーシャも同時に反応する。
「あたしもイくっ!・・・出るーーっ!」
二人は絶叫しながら精を放つ。牡と雌を同時に味わう過剰なエクスタシーの渦の中で、二人は同時に昂ぶっていく。

 激しい行為のあと、ユリーシャは肩で息をしながら呟いた。
「なかなか感度のいい躰だわ。イスカンダルの皇女様も所詮は女ね」
ミレーネルは雪と交わることで。奪い取った肉体の具合を試していた。
「でも、ユリーシャになれたのは素晴らしいわ。これでイスカンダルもあたしたちのものにできる・・・」
「これからどうなさるのですが、ミレーネル様」
雪が質問する。ユリーシャはニヤリと笑う。本来のユリーシャが見せることのない厭らしい笑みだ。
「女性乗員の支配が終わったら、艦を完全に掌握し、セレステラ様にこの船をお渡しするわ。そして、あたしはイスカンダルに向かう。ユリーシャだからね。雪、従女としてあなたも着いてきて」
「分かりました」
雪にとってミレーネルの命令は絶対だ。従順にしたがう。
「イスカンダルには、女王のスターシャがいる。ユリーシャの姉ね」
「はい、存じています」
雪は、スターシャがユリーシャに授けたメッセージ端末を持っていた。その立体映像でスターシャのことは知っている。イスカンダル主義を唱い、地球を助ける女神だが、今の雪にはなんの感慨もない。
ユリーシャは楽しそうに口を開いた
「あたしはね、スターシャの躰を奪おうと思うの」
「!」
雪は驚いて目を見開く。
「うふふ、このユリーシャの肉体からあたしの意識をスターシャに移す。そうすれば、あたしがイスカンダルの女王。セレステラ様と共にガミラスを支配することだってできるはずよ」
一瞬驚いた雪だが、すぐに恭順の言葉を述べる。
「わたしはミレーネル様に従うだけです。なんなりとお申し付け下さい」
「うふふ、ありがとう・・・それでね、その後は雪がユリーシャになればいいわ。瓜二つなんだから傍目には絶対分からない。一緒に支配しましょう」
「・・ありがとうございます」
雪も目を爛々と輝かせて返事する。ミレーネルと共に野望を果たせるのだ。今の雪にとってこんなに嬉しいことはない。
「それにね、楽しみなのよ・・・」
ユリーシャは目をとろんと潤ませ、それでいて邪悪さを交えながら言葉を続ける。
「・・・スターシャを犯すこと」
「!」
「うふふ、妹に犯されるスターシャの姿を想像するだけでイキそうよ。ふふ、また勃ってきちゃった。ほんと、淫乱な躰ね」
ユリーシャの股間の牝ペニスが、再び硬くそびえるのをみて、雪が恥ずかしそうに声をあげる。
「今度は・・・ミレーネル様の新しい躰のザーメンを飲ませて下さい・・」
「ふふ、いいわよ。雪は精液が大好きだからね」
ミレーネルの暗示によって、雪は精液が好物と嗜好を変えられている。ミレーネルの新しい肉体の精液も、それは愛しいものだ。
「ありがとうございます」
雪はユリーシャの股間に顔を埋め、淫らな舌技で奉仕する。ピチャピチャと唾液の音が、室内に響いた。ユリーシャとなったミレーネルは、雪の奉仕の感触を味わいながら、これからの行動に思いを馳せた。自然と唇から笑みがこぼれていた。邪な魔女の笑みが。


tag : 妄想ストーリー

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Secre

No title

お久しぶりです。
ミレーネルの計画もいよいよ大詰めになりましたね。
ユリーシャの躰を奪うとはジレル人も中々やりますね。

今度は森雪がガミラスに捕えられ洗脳改造する話も見てみたいです。
ゆっくり構いませんので、よろしくお願いします。

無事完結してよかったですね。
お疲れさまでした。

No title

コメントありがとうございます。
なんとかストーリーを繋げました。ジレル人は2202にも出そうな気がするので、そちらでもミレーネルみたいなキャラを見たいと思います。森雪洗脳話は、サーベラー、ミレーネルときましたが、カプセルのイラストのストーリーをできれば書きたいとは思います。しかし、まったくプロットとか考えていないので・・・

No title

失礼だと思いますが、最近ブログの更新がないのでちょっと心配してました。
色々忙しいと思いますが、頑張って下さい。

Re: No title


> 失礼だと思いますが、最近ブログの更新がないのでちょっと心配してました。
> 色々忙しいと思いますが、頑張って下さい。

ご心配して頂き、恐縮です。いろいろと多忙でして、すみません。いずれ、いろいろと書きたいのですが・・・
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Kiryu

Author:Kiryu

「美女が妖しく変貌する」、というテーマのもと、AVやドラマなどの映像作品について気ままに書いています。主に扱っている内容は、催眠、洗脳、悪堕ち、ふたなり、触手などです。関連して、改造した市販フィギュアや、製作したガレージキットも紹介しています。ときどき妄想ショートストーリーや、最近はイラストもアップしています。 (メールm_kiryu@live.jp)

(アダルトな内容を扱っているので18歳以下の閲覧を禁じます)

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