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魔女は誘(いざな)う (3)

こんばんは。最近公開された映画版の「魔法少女まどか☆マギカ」には、なかなか魅力的な展開があるらしいことをネットの噂で聞きました。映画館には行けないと思うので、ディスク化されたときには是非、鑑賞してみいたいですね。

さて、今回は「魔女は誘う」の第3話目です。ちょっと長くなりましたが、これで完結です。今回は、原田真琴嬢も登場します。

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いつも明るい爆乳の真琴嬢。彼女の運命やいかに?






<3.魔女の復活>

 ミレーネルの精神攻撃から数日が過ぎた。ヤマトは順調に航海を続けている。その日の業務を終えた森雪は自分の個室に戻り、部屋着に着替えて眠る準備をしていた。ミレーネルの攻撃後に感じた気怠さ、実はそれは回復することなく雪を悩ましていた。診察を受けても問題はなく、睡眠をとっても回復しない。
(あの悪夢の影響はそんなに酷く残るのかしら・・・)
ミレーネルとの淫靡な脳内性交は雪の記憶からは消えているが、悪夢に苛まされたことは覚えている。そんなことを感じつつも、ベッドに体を横たえる雪。不眠を感じるような症状ではないので、いつしか眠りに落ちていた。
その夜、雪は夢を見た・・・

--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--

《・・・ユキ、雪・・・》
自分を呼ぶ声が聞こえる。
(・・・だれ?・・・わたしを呼んでいるのは?・・・)
《あたしよ、ミレーネル》
(ミレーネル? あなたは死んだはず・・・これは夢?)
《ふふふっ、夢の中だけど、夢じゃないわ》
(えっ!?)
《あたしは、あなたの中にいるの》
(どういうこと?)
《念のために、あたしの人格・記憶も超空間ネットワークを通じて、あなたの中に潜り込ませておいたの。万が一のためだけど、役にたつとは思わなかったわ》
(うそ!?・・・・・)
《ふふっ、思考アルゴリズムの展開にちょっと時間がかかっちゃったけどね。でも、もう完璧。あなたとあたしは一心同体よ》
雪の精神を弄んでいたミレーネルは、保険のために自らのコピーを雪の脳内に忍ばせていた。ミレーネルの本体意識が消滅したことで自動的にコピーは起動し、元の人格・記憶を雪の脳細胞ネットワークの中に再生・展開したのだ。おそるべき魔女の能力に雪は畏怖する。
(そんなの嘘っ! いやよ、出て行って!)
《そのうちにね。それより、あなたの記憶を取り戻してあげる》
(・・・・・)
《あなたが1年以上前の記憶を失っていることは知っているわ。それを戻してあげると言ってるのよ。あたしはあなたの中にいるんだから、記憶の引き出しを探すのも簡単よ。ほら、もう見つけちゃった。》
(か、勝手なことしないでよっ!)
憤る雪。だがミレーネルは冷静に衝撃的な言葉を告げる。
《あなたは大切なことを忘れているのよ。》
(・・・・)
《雪、あなたはガミラスの人間よ》
(!? なっ、何を言うのっ!)
《あなたは、テロンの情報を得るためにガミラスから送り込まれたスパイ。正体が分からないように、過去の記憶を消して送り込まれたのよ》
(・・・ば、馬鹿なこと言わないで!! だいたいガミラス人とは肌の色も違うわ)
《あなたはガミラスの植民星、ザルツ星の出身。肌の色がテロン人と同じなのはそのためよ》
(そんな嘘を並べないで!!)
雪は気丈に言い放つ。自分が地球人ではなく、よりによってガミラス人のスパイだなんて。嘘にもほどがある。だがミレーネルの恐ろしい能力が発揮されるのはこれからだった。
《よく考えてご覧なさい。「ガ・ミ・ラ・ス」。この響きが懐かしくないかしら?》
(えっ・・・・)
ミレーネルが強調したガミラスという単語に、このとき雪は不思議な感触を抱いた。ふわりと気分が高揚する感じだ。
《あなたは「デスラー総統」に忠誠を誓う人間でしょ》
(デスラー総統・・・・)
雪にとって初めて聞くはずの言葉だ。だが何故か懐かしい感じがする。
《「デスラー総統」、ガミラスの偉大なる指導者》
(えっ!? それじゃ、敵の・・・・・)
初めて知る敵の重要な情報だ。でも、なにかおかしい。「デスラー」と聞いて雪は心が安らぐような気分を感じた。これまで頭を覆っていた気怠さがスッキリと晴れるようだ。。
《ほら、気分がすぐれてきたでしょ。本来のあなたを思い出してきた証拠よ・・・》
(ち、違うっ!! そんなの嘘よ! わたしは地球人・・)
反論する雪。だが、すぐに違和感を抱く。「地球」という言葉を発すると、おもりを付けられたように頭が痛むのだ。
《好戦的な種族、地球人。宇宙の平和のためには”デスラー総統”のご加護をうけることが必要よ》
(・・・・・・)
雪は混乱していた。「地球」という言葉を聞くと頭が重くなり、「ガミラス」、「デスラー」という言葉に好意的な感情を抱く。いったいどうしたというのか。本当に自分はガミラス人なのかと。
《さあ、いまこそ元の記憶を取り戻すのよ! 武勲をあげて、名誉一等ガミラス人になることがあなたの望みのはずよ》
このときミレーネルは既に雪の脳内を掌握していた。ガミラスに関連する言葉を発したときは、脳内快楽物質を分泌させて高揚した気分と安らぎを、逆に地球に関することに対しては苦痛分子をまき散らす。脳内に潜む侵入者に対し、雪は抗うすべを持っていなかった。
(・・・お願い、やめて・・・)
疲弊した心で雪がかすかに抵抗する。
《疲れたのね、雪。さあ、楽にしてあげる》
(・・・・・)
《一言、今の気持ちを言ってごらんなさい》
(・・・・・)
《私は「ガミラス人」って》
(・・・そ、そんなこと・・・ち、違う・・・)
《「デスラー総統」に忠誠を誓う「ガミラス人」って》
(・・・・・)
《その言葉の先に安らぎが待っているわ》
(・・・わたしは・・・)
雪の心は限界に達しようとしてた。なんとかこの状況から逃げ出したいという一心が、ついに雪の心を折る。
(・・・わたしは・・・ガ、ガミラス人・・・ デスラー総統に忠誠を誓うガミラス人よっ!)
雪はついに発してしまった。ミレーネルの誘うがまま、偽りの禁断の言葉を。
《そう、あなたはガミラス人! さあ記憶を取り戻してあげる、ゆっくりとお休みなさい》
ミレーネルが最大量の脳内麻薬を分泌させる。雪は深い安堵感に包まれ、そのまま意識を失っていった。作られた偽りの安らぎ。その陰では、ミレーネルがほくそ笑んでいた。
《ふふっ、自分はガミラス人という言葉を口に出させたから、記憶の改竄がやり易くなったわ。》
強い意志を持った記憶をいじるのはミレーネルにとっても困難な作業である。だが、雪のアイデンティティを揺らがせたことで、脳内操作が容易になったのである。
《次に目覚めたときあなたは完全に生まれ変わっているわ。ガミラス人としてね。楽しい朝を待つがいいわ》
魔女は、雪に偽の記憶を植え付けていく。いつもと変わらぬような眠りの中、地球人としての森雪は消滅しようとしていた・・・

--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--

 翌朝、深い眠りより雪は目覚めた。むくりと起き上がり、ベッドから降りて鏡に身を映す。いつもと変わらぬ姿に見える。だが、雪は唇をニヤリと吊り上げ、さも楽しそうに独りごちた。
「ふふっ、思い出したわ。わたしの記憶を。」
その表情は邪気ともいうべき雰囲気を醸し出しており、妖しい光が瞳に灯っていた。
「わたしはガミラスの森雪」
思っていた言葉を鏡に向かって口にする。すると頭の奥から声が響いてきた。
《無事に記憶を取り戻したようね》
脳内に忍ぶミレーネルの言葉だ。
(ありがとうございます、ミレーネル様。おかげで本来の記憶を取り戻せましたわ)
雪が脳内で感謝の意を述べる。それがミレーネルに捏造された偽りの記憶とも知らずに。
《では、あたしの指揮下に入り、本来の諜報任務に戻ってもらうわね》
(はい、かしこまりました)
ついに雪は、完全にミレーネルの僕と化した。ミレーネルは満足そうに言葉を続ける。
《まずは重要な仕事を一つしてもらおうかしら》
(どのようなことでしょうか?))
《あたしも活動するには躰がいるわ。いつまでも雪の中にいるわけにはいかないし。そこであたしを、代わりの躰に移して欲しいの》
(それは、どのようににすればよろしいのでしょうか)
《ふふふっ、方法は後で説明するわ。まずは代わりの躰をここに呼んで欲しいの。そうね、メディカルの女がいいわ。薬物を自由に扱えるでしょうからね》
超空間ネットワークが使えない状況では乗員への精神干渉を行うことは出来ない。艦内で活動するための次善の策として、薬品を利用した乗員への工作を試みようとミレーネルは考えたのだ。
(それでしたら、原田真琴衛生士はいかがでしょうか? 医師の信頼も厚いし、乗組員たちに親しまれている女です)
《では、その女を呼んでくれるかしら。》
(かしこまりました)
雪は壁掛けの艦内電話を取り、ボタンの一つを押した。
「はい、こちら医務室です」
受話器からは元気な声が聞こえる。
「原田さん、森です。ちょっと頭痛が酷いの。悪いけどお薬を頂けないかしら」
「あらっ、それはいけませんね。今、手が空いているのでお部屋までお持ちします」
「ありがとう。お待ちしているわ」
受話器を置くと、雪はニヤリと笑う。
(じきに原田衛生士が来ますわ)
《ありがとう雪。では、あたしを移す方法を教えてあげる。ふふっ、あなたも楽しめるわよ。まずは・・・》
ミレーネルは楽しそうに雪に説明する、魔女の妖しい企みを・・

 しばらくすると、ポーンとインターフォンが鳴った。
「原田です、お薬をお持ちしました」
スピーカー越しに真琴の元気な声が聞こえる。
「入って頂戴」
「失礼します」
真琴が部屋に入ると、雪はベッドに横たわっていた。目は閉じたまま休んでいるようだ。
「世話をかけるわね、原田さん」
そのままの姿勢で、雪が答える。
「どういたしまして。お薬の前に熱を測りましょうか?」
真琴は肩掛けの医療バッグをテーブルに置き体温計を取り出す。首筋にあてると即座に体温が表示される優れものだ。
「ちょっと失礼しますね」
真琴が、雪の首元に手を伸ばそうとして、上半身をベッドの上に乗り出したそのときだった。雪の眼が開いて、意外な言葉を発した。
「おめでとう、原田さん」
「えっ? なんのことですか?」
次の瞬間、雪の両手が素早く真琴の体を引っ張ると、そのまま回転するようにベッドの上に押し倒した。雪は真琴に馬乗りとなり、両手で真琴の両手首を押さえて完全に動きを封じた。
「きゃーーっ! な、なにするんですかっ!!」
「あなたは選ばれたのよ。ミレーネル様の器に」
「え? いったい何を言って・・・」
真琴には何が何だか分からない。だが、眼前に迫る雪の表情をみたとき、それがいつもの雪でないことに気が付いた。大きく見開き爛々と光る瞳、濡れた唇が吊り上がっている。妖艶だけど邪さを含んだような表情だ。
「森さん、いったいどうしちゃったんですか!」
「何も変わっていないわ、いつもの私よ。ただ、記憶を思い出しただけ」
雪はそうつぶやくと歪んだ笑みをこぼした。そして強引に真琴の唇を奪った。
「んっ!?」
体の自由を封じられている真琴は抗うことができない。雪の舌が真琴の口腔に侵入する、たっぷりと口腔内を弄び、唾液を交換するという女同士の淫らなキスだ。
「んんっ!!」
為されるがままの真琴だったが、なんとか力を振り絞り顔を離す。唇から糸を引く唾液が行為の激しさを示している。
「も、森さん。いったい何を・・・」
真琴が涙目に訴える。
一方の雪は、真琴の言葉を無視して余裕の表情だ。唇に残っている唾液を愛しそうに舌で舐めあげる。
「美味しい。もうっ、いいとこだったのに」
無邪気に拗ねる雪。
「原田さんには、もっと素直になってもらわなくちゃいけないわね」
「・・・・・」
雪は真琴の耳元に口を近づけ、ゆっくりと囁いた。
「か・ら・だ・が・う・ご・か・な・い」
その言葉には不思議な響きがあった。耳元から頭の奥まで染み込んでいくような響き。それは呪詛のように真琴の体を縛る。雪が押さえていた真琴の手首を離しても、真琴は自由に体を動かせなかった。
「え、か、体が動かないっ! そんなこと!」
「ふふっ、顔以外は動かないでしょ」
これは一種の催眠音声である。唇を微小振動させて作った特定周波数の波形がダイレクトに聴覚神経に働きかけ、その効果で運動を司る神経器官を麻痺させたのである。雪に潜むミレーネルの力だ。
「な、なんかしたんですかっ! ほんとに止めて下さいっ!
口だけは気丈に反論する真琴だったが、雪は気にも留めず、次なる猟辱行為に及んでいく。
「さあ、可愛がってあげる。」
雪は真琴の服を剥いでいく。ピンク色の衛生士のユニフォームを、そしてインナーも脱ぎ取っていく。
「お、お願い、止めて下さい」
「あら、いいことをしてあげるのよ」
真琴の嘆願にも雪は耳を貸さず、全ての衣服を取り去った。真琴の童顔に似合わないグラマラスな肢体が露わになる。
「大きな胸、うらやましいわ」
そう言いながら、雪も自分の部屋着を脱いでいき、一糸まとわぬ裸となる。
「さあ、愛してあげる」
「あっ!!」
雪の腕が、指が、脚が、真琴の全身にからみついて刺激を加え、舌が体中を舐めあげていく。女性の急所を的確に攻める淫猥な様子は、レズの経験をたっぷりと積んだ達人のようだ。
「いやっ!あぁーっ!・・・許して・・・」
初めは言葉で抵抗していた真琴も、次第に喘ぎ声が大きくなっていく。体は動かせないが五感は普通に感じている。いや全て受け身のため、むしろ普段よりも敏感かもしればい。女同士の禁断の交わり、雪の巧みな愛撫。そこから与えられる刺激は、真琴がこれまでに感じたことのない淫らな快感だった。股間の泉は既に満ち、透明な愛液がこんこんと湧き出している。
全身を紅潮させ荒い息を吐く真琴から、雪が一旦離れて立ち上がる。真琴の様子を上から眺め満足そうに口を開く。
「そろそろ頃合いかしら・・・」
「え・・・?」
「んっ!」
雪は指で自分の股間を刺激し始めた。真琴の躰を舐めるように見下ろしながら淫らな想像をしているようだ。するとクリトリスのあたりがムクムクと膨らみ始めた。
「・・・あ、きてるっ!」
股間で膨らみきったそれば、まさに牡の性器の形をしていた。誇らしげに張り出した先端部、隆々と逞しく血管の浮き出た茎部。禍々しいその姿は、雪が夢の中で生やされたものと同じ巨根だった。

-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

このペニスは、ミレーネルが雪の脳機能を内部から操作して具現化させたものである。

雪はミレーネルから事前に説明を受けていた。
《超空間ネットワークが使えないから、あたしの意識を物理的に新しい躰に移す必要があるの。移動手段として一番都合のよいのは精液。数億の精子にあたしの意識を分散させ、新しい躰の子宮に送り込む。女の中心は子宮だから、そこが一番コントロールしやすいのよ。そこで精子に潜り込ませた情報を再ネットワーク化させ、あたしの意識を寸分違わず再現させる。後は脊髄を通して脳に情報を移動して躰を奪い取る。ま、細かい説明は省略ね。元の意識は・・そうね、端っこに寄せて眠っててもらうわ。》
(でもわたしは女だから・・・)
《ふふっ、心配ないわ。人間の脳には使われていない機能がある。それをあたしが引き出して肉体化してあげる。ペニスが生えた雪の姿はとても美しいわよ。それに覚えていないかしら?》
(えっ?・・・)
ミレーネルが淫靡な音色で囁く。
《あなたは女を抱く快感を、射精の悦びを知ってるはずよ》
ミレーネルは、雪の封印されていた夢の記憶を開放した。ミレーネル、百合亜との激しい交わり、そして牡と牝のエクスタシーを同時に味わった射精・絶頂の淫らで妖しい記憶を。もちろん、精神攻撃という都合の悪い部分は伏せている。
(あっ!)
夢を思い出した、いや思い出させられた雪は、顔を赤らめエクスタシーの記憶を反芻するかのようだ。
《どう、快楽に漬かりながら、あたしを移してくれる?》
(もちろんですわ、ミレーネル様)
雪は再びの、熱く恍惚の魔淫射精に思いを馳せた。

-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

待望のペニスを生やした雪は、右手で怒張を扱きながら、紅潮した顔でつぶやく。興奮で肌も紅く染まっている。
「どう? これで愛して、ミレーネル様を注ぎ込んであげる」
「い、いやーーっ!!」
真琴が絶叫した。雪のありえない姿を見て、彼女は混乱の極みにあった。だが雪は。夢の中で巧みに教え込まれたレズテクニックを駆使し、再び真琴の躰を弄び全身をほぐしていく。既に洪水状態の泉だが、細い指先で奥を刺激し、噴水をピュッピュッと何度か吹き出させる。
「んんん!・・・ んあぁ-ーぁ!・・・ や、やだぁあーっ!」
「さあ、いよいよね」
大洪水の秘部に、雪は巨根をあてがっていく。
「いやっ! ほ、ほんとにやめてっ!」
「光栄なことよ、喜びなさいっ!」
雪が腰を突き上げ、分身が真琴の中に潜っていった。
「いやぁーーっ!」
悲鳴とも、快楽の絶叫とも分からない声を上げる真琴。雪は構わず、腰を前後に動かして突いていく。
「いいわぁ、原田さんの中」
冷静に、それでいて快楽を貪る雪。
「いやぁーっ!、あっ!もう・・」
雪は巧みに体位を変えて真琴を突きまくる。百合亜を犯したときと同じようにバックから攻めると、そのときの快感がフィードバックされ、さらに妖しい気分が昂ぶってくる。たっぷりと蜜壺の感触を堪能し、そして再び正常位で真琴を犯す。
浸食行為の中、熱い衝動が雪の中で大きく膨らんでいく。同時に熱いモノが躰の奥からこみ上げてくる。
「あっ、来るっ!来てるっ!・・ミレーネル様がっ!!」
雪は絶叫して口走る。真琴は激しく喘ぎ続けるだけだ。
「さあ、原田さん! いくわよ!」
「えっ!? あっ!、いやーーっ!」
「ミレーネル様、復活をっ!!」
雪は絶叫すると同時に真琴の奥に熱い精を放った。待望の射精をリアルに味わう雪。躰を仰け反らせて真琴に密着し、腰をひくつかせて白濁液を注ぎ込む。その量は男性とは比較にならないほど大量だ。その中に潜む全ての精子が真琴の子宮へと向かって行く。雪の牝精巣で作られた特殊な精子は、過酷な環境をものともしない耐性を持つ。子宮内に侵入し結合した精子たちはネットワークをつくり、ミレーネルの意識を再生させていく。
「最高っ!」
精を注ぎ込む快感に歓喜の声をあげる雪。
「・・・ああっ・・・・ああぁっ・・・」
一方の真琴は、大量ザーメンを注ぎ込まれて連続オーガズムのエクスタシー天国に達していた。だが魔境の悦楽の中、意識が遠くなっていくのを感じていた。

意識を失った真琴は、躰をひくつかせてベッドに横たわっていた。雪は全裸のまま傍らでその様子を見つめている。しばらくすると、その真琴の眼が見開き、ゆっくりと体を起こし立ち上がった。だが、その表情はこれまでの真琴の天真爛漫な様子ではない。狡猾かつ妖しげな雰囲気がにじみ出ている。
「あははっ!ついに蘇ったわ」
真琴が口を開いた。声は真琴の音色だが、毒々しさが含まれている。真琴の躰をミレーネルが奪ったのだ。新しい躰をチェックするかのように、各部を動かしながらその感触を確かめる。実に嬉しそうだ。
「おめでとうございます、ミレーネル様」
雪が恭しく祝いの言葉を述べる。
「ありがとう雪、あなたのおかげよ。これからもよろしく頼むわね」
「はい、ミレーネル様」
恭順の言葉の告げる雪。二人とも妖しく爛々と輝く瞳で見つめ合う。ここに魔女は復活した。記憶を変えられ従順な僕となった雪と共に。二人ともキュートな女性乗組員の姿だが、その影では妖しく鋭い爪を研いでいるのだ。
「それにしても、いやらしい躰ねぇ」
真琴の躰のミレーネルは、双乳の重さを確かめるように両手で下から抑える。
「まあ、男を誘うには都合がいいわね」
まんざらでもなさそうにつぶやくと、雪の方に振り向く。
「ねえ雪、ご褒美に抱いてあげようか?」
みると真琴の股間からも、雪のモノに負けず劣らずな逞しい巨根が生えていた。ミレーネルが早速、真琴の躰を操作しているのだ。
(ふふ、新しい躰の使い心地も試さなくちゃね)
一方、雪は顔を赤らめながらも、嬉しそうな表情を見せる。
「あ、ありがとうございます。・・・・・お願いします・・・」
ミレーネルとの熱い交わりの記憶が思い出される。淫靡な全身の愛撫、自分も射精しながらバックから注がれた大量の熱いザーメン。そして愛しい肉棒を口舌奉仕し、白濁液を口で受けとめて味わうことも夢想する。雪は夢の中の暗示によって、なによりも精液好きという淫らな嗜好を与えられてしまっているのだ。
「あぁ、ミレーネル様!!」
「そう呼んでいいのは二人のときだけ。普段は真琴って呼ぶのよ」
そういいながら雪を愛撫していくミレーネル。魔女たちはベッドの上で重なっていった。

tag : 妄想ストーリー

comment

Secre

No title

せっかくなので、1-3話まとめてpixivにも投稿してみました。一部、修正しています(百合亜さんには、包茎ちゃんになってもらいました)。

No title

最後に雪に潜んでたのは意外です。
ミレネール様が生きてて自分も嬉しいですテレビだと可愛そうなしに方をしていたので魔女のような雪の素敵ですねスパイとしての極意みたいなのもミレネールさんに教えてもらったのでしょうかね?
個人的に 山本玲さんだけ洗脳されないで残されてるので彼女の洗脳される様子が見たいです良ければレズもので洗脳される様子を書いてください
悪に堕ちた雪の顔や原田さんの顔が見たいです。

No title

pixivの1-3のURL 教えてください。
宇宙戦艦ヤマトの官能小説面白いですね。
まだ残っている女性乗組員の洗脳作品が読めると幸いです。
ミーゼラさんの登場シーンとか見たいです。
これからも頑張ってください。

No title

tellさん

ヤマト2199はユリーシャが百合亜に憑依したりと、けっこうなんでもありと感じたので、意識を潜ませのもありだろうと、ストーリーを作ってみました。山本玲嬢は、まだ妄想ストーリーに登場していないのですが、どうも彼女はタイプじゃないのですよね・・・。うーん。

No title

alesyさん

pixivは、小説で「悪堕ち」で検察すればすぐに出てくると思います。タイトルは「魔女はいざなう -ミレーネル・リンケの暗躍-」です。会員に登録する必要があるとは思いますが。でも、基本的なストーリーは変えていません(細かい推敲と、百合亜嬢を包茎にした描写だけ変更です)。

ヤマト2199には、西条さんとかいろいろな女性キャラがいるので、また書いてみたいとも思うのですが、たぶんすぐには筆が進まないので、とりあえずはしばらくお休みして違うことをしようかと思っています。ご期待にそえずすみません。次にヤマトものを書くとすれば、「暗黒星団帝国の恐怖 -森雪、サーシャ洗脳編-」になるかと思います。

No title

サーシャとか森雪さんの最新洗脳作品早くみたいです。頑張ってください
Pixiv 検索してみますね。
これからも頑張ってください

No title

Kiryuさんのページ見つかりません

No title

alesyさん

あら、見つかりませんか。小説の検索で「魔女はいざなう」と入力してみて下さい。
これで出てくると思いますよ。

No title

魔女はいざなうでも0件ですになりますよ

No title

alesyさん

URLを確認してきました。これで見て下さい。
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3023900

No title

ありがとうございます。見れました。

No title

とても面白いです^^
出来れはドールハウスって映画下記URLなんですがこれのリメークと言うかKiryuの妄想とかレズ墜ち作品にしてほしいです
http://www.tsutaya.co.jp/movie/ms/doll/index.html

No title

yukisaさん

面白いとの感想、ありがとうございます。励みになります。
「ドールハウス」は以前に紹介されたことがあるのですが、まだ見ていません。人格インストールマシンに細工がされて・・・とか、システムが奪われて・・・とか、いろいろと想像が働かせそうな感じではあります。そんなアイデアは、なにかのレズ洗脳作品に入れられるかもしれないですね。
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プロフィール

Kiryu

Author:Kiryu

「美女が妖しく変貌する」、というテーマのもと、AVやドラマなどの映像作品について気ままに書いています。主に扱っている内容は、催眠、洗脳、悪堕ち、ふたなり、触手などです。関連して、改造した市販フィギュアや、製作したガレージキットも紹介しています。ときどき妄想ショートストーリーや、最近はイラストもアップしています。 (メールm_kiryu@live.jp)

(アダルトな内容を扱っているので18歳以下の閲覧を禁じます)

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