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淫囚のキュアパッション (2)

こんばんは。今回は、前回の続きの妄想ストーリーです。
キュアパッションの運命やいかに?

  イース2

こちらのイースは、S.H.Figuartsの稼働フィギュアです。表情など、よく再現されていますね。やはりイース様は人気があります。






<3>
「えっ!?」
パッションの身体が暖かな白い光に包まれ輝きだした。本人も驚く変化だ。
「な、なによ!?」
ダークベリーが叫ぶ。ダークプリキュアの3人は目を細め、手をかざして光をさえぎる。そのまぶしさに、いつの間にか後ずさる。
パッションは顔を天に向けて目を閉じ、充ち満ちたような表情を浮かべている。コスチュームがいったん解けて赤い光となり、再構成されて再びパッションを包んでゆく。腰のリボンやスカート部分が長くなり、背中には白い翼が羽ばたいている。そして、瞼が開くと、そこには強い意志のこもった凜々しい瞳が輝いていた。
「ホワイトハートはみんなの心! 羽ばたけフレッシュ、キュアエンジェル!」
パッションはかけ声と共にポーズを取った。
「キュア・・・エンジェル?」
ダークピーチは腕を組んで斜に構えながら、訝しげな表情を見せる。
最も変身したパッション自身も新しい姿に戸惑っている。しかし、全身を爽やかな清水で洗ったような新鮮さを身体中から感じる。先ほどまでの淀んだ記憶と身体ではない。希望に溢れているのだ。
(神様がみんなを助けるために、この姿を与えてくれたのに違いない)
パッションは胸の中で感謝し、ダークピーチたちに向き直った。黒い3人を見つめながら、決意を新たにする。
(このキュアエンジェルの力なら、きっとみんなを浄化できる。私の全ての力を解放する!)
力強く脚を踏み出すと、高らかに声をあげた。
「みんな、今、元に戻してあげるっ! 歌え! 幸せのラプソディ!」
パッションは左手にパッションハーブを取り出した。ハープ型のパッション専用アイテムだ。弦を弾いて軽やかな音色を響かせると、高く掲げて回転させる。
「プリキュア・ハピネス・ハリケーン!」
赤い光のハート型エネルギーと羽毛が舞い、旋風と化してダークプリキュアたちを包み込む。パッション渾身の浄化技は、キュアエンジェルとなってさらにパワーアップしていた。ダークプリキュアの3人もその威力に押され、紅いハートの中に身体をさらした。
「な、なに!?、こんなに強い力がパッションから・・・!」
戸惑うダークプリキュアたち。紅いハートは更に威力を増し、3人は立っているのが精一杯だ。
「お願いっ! みんな元に戻って!!」
パッションが切実な声をあげ、全てのエネルギーを解放した。ダークプリキュアたちは吹き飛ばされるように床に叩きつけられる。そして紅い嵐の中、漆黒のコスチュームの色が次第に変化していった。
嵐が晴れると、そこには3人のプリキュアが倒れていたた。キュアピーチ、キュアベリー、キュアパイン。ダークプリキュアではない、本来のピンク、ブルー、イエローのコスチュームだ。
「みんなっ!」
パッションが涙を浮かべながら駆け寄る。
「しっかりしてっ! 起きてっ!」
3人を代わる代わる介抱するパッション。
「・・・う、うん?・・」
目覚めたのはピーチだけのようだ。
「ピーチっ!」
「・・・あれ、パッション・・・どうしたの?」
激しく抱きつくパッション。涙を滝のように流しながら嗚咽をあげる。
「よかった・・・よかった・・・」
「・・・どうして? それに、そんなに泣いて・・・」
「だ、だって、あなたたちが酷い姿になって・・・」
「ほら、涙を拭いてよ、パッション。そうしないとあたしの顔も見えないでしょ」
「う、うん」
手で涙を拭うパッション。改めてピーチと顔を合わせる。穏やかな微笑みが見える。
「え?」
その瞬間、パッションの背筋にピシッとした悪寒が走った。コスチュームも表情もいつものキュアピーチ。しかし、瞳の奥で妖しく灯る燐光は、キュアピーチのそれとは異なっていた。
「んっ!!」
次の瞬間、ピーチの唇がパッションの唇と重なった。
「・・・んんっ!」
もがくパッションだが、ピーチの両手が背中に食い込み引き離すことができない。渾身のハピネス・ハリケーンで、力も尽きている。
(んっ!)
ピーチの舌がパッションの口腔内に侵入し、舌同士を絡めて唾液を交換する。ピチャピチャと淫らな音を奏でる淫靡なキス。たっぷり堪能するとピーチは唇を離し、そのままパッションの襟元をとって放り投げるように床に倒した。
「あっ!」
倒されたパッションの前に、ピーチは仁王立ちだ。
「おいしーい、パッションの唇」
舌で唇をペロっと舐めながら、うっとりとした表情を浮かべるキュアピーチ。そしてパッションを見下すように視線を移すと、唇を吊り上げ、悪意のこもった不敵な表情で呟き始める。
「頑張ったね、パッション。ベリーとパインは変えることができたみたいだね」
「ピーチ・・・・元に戻ったと思ったのに・・・」
床にしなだれながら、か細く呟くパッション。元に戻ったかと思ったのもつかの間の出来事、しかも、唇を奪われるという恥辱に顔を赤らめた。
「あたしは、自分でコスチュームの色を変えたんだ。この白とピンクの服嫌いなんだけど、パッションに付き合うためにね。ふふっ」
「・・・・」
「あたしはノーザ様直々にダークプリキュアに目覚めさせて頂いたんだよ。ベリーやパインとは違うよ、残念ながらね」
ノーザの精を受けダークプリキュアとなったピーチは、その力も3人の中では抜きん出ているようだ。
「ねえ、おかしいと思った? キュアエンジェルとなってパワーアップしたのに、あたしを変えることができないなんて・・・」
「・・・・」
「うふふ、教えてあげる」
ピーチは無言のパッションに説明した。曰く、パッションをキュアリフレッシャーで治癒・再生するにあたって、プリキュアとしてのデータを完全にスキャンしたこと。その上で、まだ未知の力が残っていることに気付いたので、万が一、その力が発動したときに備え対策をとっていたことを。
「そのハープを見てよ。黒くなってない?」
「え!?・・・・あ・・・いやっ!」
パッションが左手に握っていたハープを見ると、赤の白のカラーが黒と灰色に変わり、埋め込まれた宝石も黒い光を放っていた。さらに、全体から白い粘液が滲み出ており、パッションの掌にねっとりと絡みついた。
「うふっ、パッションが使うことは予想できたからね、このハープだけはリフレッシュさせずにパインに毎日毎日犯してもらっていたんだ、オナホ代わりにね。だから、ラビリンスのエキスをたっぷりと含んだザーメン漬けになっているんだよ。これじゃあ、パッションの思うような力は出せないよね。今まで使う機会がなかったから、こんな風になっているとは思わなかったでしょ」
「・・・・い、いやっ!・・・・どうして、こんなことに・・・」
手にべとつく白い白濁液を床になすりつけて拭いながら。再び悲しみの涙を流す。
「それでも、予想以上の力だったよ・・・感心、感心」
「・・・」
一抹の期待を砕かれ、うなだれるパッション。一方、勝ち誇ったように得意げなピーチ。ダークプリキュアの漆黒のコスチュームではなく、プリキュア本来の明るい衣装のまま悪意の言葉を吐き出す姿、その落差が筆舌に尽くしがたい邪悪さを放っていた。その様子にパッションはさらなる絶望の淵に沈んだ。


<4>
「さてと、今度はあたしの番かな。パッションが見せてくれたエンジェルフォームへの変身・・・・そろそろ解析が終わった頃だね」
「・・・えっ?」
「ふふんっ、だって、ここはノーザ様の居城だよ。当然、パッションの行動は全て観察対象。そして解析されているんだよ」
しゃべりながらピーチが両手をあげ、髪飾りに手を伸ばす。大きなツインテールを束ねる左右のピンク色のハート型の髪飾り。だが、愛らしい飾りが次第に姿を変え、黒い台座にダイヤ型の紅いクリスタルに変化した。ニヤっと笑い続ける。
「今、このクリスタルにね、エンジェルフォームの解析結果が送られてきているんだ。当然、その力をあたしも使うことが出来るようになるよ」
クリスタルが赤黒く不気味な光を放ちはじめた。その様子に満足するかのようにキュアピーチは言葉を繋いだ。
「ああ、これがプリキュアの新しい力ね。いいわあ、ラビリンスのために使ってあげる・・・」
そう言いながら脚を左右に大きく踏み出し、両手を胸の前で合わせた。唇の端を吊り上げて邪悪な笑みを見せると、かけ声を掛けながら、両手を大きく開いた。
「スイッチ・オーバー!」
正義の戦士の姿のキュアピーチがラビリンスの言葉を紡いだ。白とピンクの戦士は赤い稲妻をスパークさせた黒い闇に覆われる。その中で恍惚の表情を浮かべながら、新しい衣装をまとっていくキュアピーチ。闇が消えた後に現れた姿は、漆黒のダークピーチの姿だ。いや、これまでのダークピーチと比較して、ボンデージ状の衣装の各部には鈍く輝く金具やベルトが追加され、よりフェティッシュな雰囲気を醸し出している。また太腿まで伸びたストッキングは網状となり扇情的なガーターベルトも装着された。各部にも黒レースの飾りが増え、妖艶さも大きく増したコスチュームだ。そして背中には、黒い羽根が広がり、見るものに冷美な悪魔のようなイメージを与えていた。濃厚なアイシャドーやマスカラで彩られた表情も、より妖美さを増している。
「ああ、いいわあ、この力・・」
うっとりとするような表情で、ダークピーチが新しい衣装を確認している。
「凄くパワーもアップしているね・・・どう、パッション、この姿」
「・・・あぁ・・・なんてことに・・・」
パッションは言葉を失っている。
「パッションがキュアエンジェルなら、あたしはダークエンジェルかな。うふっ、キュアサキュバスでもいいね。悪魔的なほどに素晴らしい力を感じるよ」
「・・・サキュバス・・・・」
奇跡が起きたと喜んだのもつかの間、浄化することもできずピーチが再び黒く変化した。しかもキュアエンジェルの奇跡を解析され、ラビリンスの力にされて・・・・

だが、パッションは諦めなかった。残った力を振り絞り立ち上がる。震える全身を気丈にも抑え、白い羽根を広げて叫ぶ。
「それでも・・・わたしは、あなたを助けたいっ! あなたがそうしてくれたようにっ!」
「しつこいなあ、パッションは。そんなこと無理だよ」
あきれたような表情でダークピーチが答える。
「それより、また、あたしがパッションを助けてあげるよ。ラビリンスの素晴らしさを思い出させてね」
そういうと、両手を胸前にかざし、ハート型を作った。
「・・そ、それは・・・」
「うふふ、イービル・サンシャインもパワーアップしてるよ。いくよっ! サキュバス・サンシャイン!!」
ダークピーチの手から光線が発せられた。黒紫にスパークする闇の光線だ。
「きゃーーっ!!」
ダークピーチが使うイービル・サンシャインは心の闇を増幅させ邪悪に汚染する技だ。さらに、サキュバスモードに変身したことによって、よりパワーアップしたサキュバス・サンシャインを繰り出せるようになっていた。妖気が増した光線によって、パッションの身体に濃密な黒い瘴気がまとわりつく。
「な、なにこの闇は・・・い、いやっ!」
「うふふ、ほら、自分の欲望に素直になりなよ。このお城で、いろいろなことを試されてとてもよかったでしょ」
「・・あ・・・・・ぁ・・・・・ぁ・・・」
実験と再生を繰り返されて弄ばれた躰、それは全て屈辱の記録のはずだが、その最中に強制的に感じさせられた肉の悦び。苦痛は除かれ、それだけが蕩けるようなエクスタシーをもたらす甘美なものとして増幅されていく。ソレワターセとなって街を破壊する爽快感、クローンに挿入されて熱い白濁液を受け入れた充足感、フタナリ化して連続射精に明け暮れた高揚感、全身に性器やアナルを創られ犯され続けた妖悦感、それらの記憶だけが甘い蜜として濃縮され脳裏を埋めてゆく。
(・・・いい・・・だめなのに、いいの・・・・・)
悪魔と化したダークピーチはパッションを抱きかかえ、耳元でさらに甘い誘惑を囁く
「ねえ、気持ちよかったでしょう・・・ラビリンスの素晴らしさを思い出した?」
(・・・・・・・)
「せつなはキュアパッションになったけど、それは間違いだったんだよ」
(・・・そんなはず・・・ない・・・・)
「だって、精一杯頑張っても何一つできなかったでしょ」
(・・・それは・・・)
「だから、ラビリンスが正しいんだよ」
(・・・・・・・)
「さっきのキス、とても気持ちよかったでしょ。初めてだよね・・・」
(・・・)
甘い囁きは、強引なキスも蕩けるような記憶に変えてゆく。
「せつなも、もう一度ラビリンスに忠誠を誓えば、また二人で仲良くできるよ。キスもいくらでもね」
(・・・ラブと・・・仲良く・・・)
ダークピーチは、かつての友情をも持ち出してパッションを闇に誘う。さらに黒い羽根を広げ、それで愛おしむかのようにパッションの身体を包みこみ黒い瘴気の濃度を上げる。
「せつなをイースに戻すことは残念ながら出来ないよ・・・・でも、ダークプリキュアに目覚めさせることはできる・・・あたしのザーメンを受け入れればね」
(・・・!!)
「うふふっ、ザーメンを注がれるのってたまらないでしょ。覚えているでしょ」
(・・・・・・・よかった・・・・)
甘美なものに変えられてしまった猟辱の記憶。ダークピーチの言葉に自動的に躰が熱くなる。子宮やアナルに注がれた白くて熱い迸りを、躰中が欲し初めている。
「分かるよね、せつな。欲しいよね」
「・・・・欲しいの・・・・」
パッションの口が小さく開いた。うつろな目には、すでに抵抗の意志は見えない。ダークピーチの術中に嵌まり、パッションは堕天使への坂道に自ら脚を踏み入れ始めた。
「・・・ねえ、頂戴・・・わたしを、ラビリンスに戻して・・・」
ラビリンスに従うことが正しい選択だという偽りの考えは、パッションの胸中に強く焼き込まれてしまっている。
「うふふ、いい子だね、パッションは。すぐにあげるよ」
ダークピーチはうつろなパッションを仰向けに床に寝かせると、その足元で大股開きで立ち、両手を腰にあてながら、たおやかな肢体を値踏みするかのように目を細めて見つめた。同時に、ダークピーチのスカートの前がむくりと膨らむ。ピクン、ピクンと震えるスカートの前を自らはだけると、そこには少女に似つかわしくない見事な男性器が屹立していた。巨根と呼ぶに相応しいサイズのペニス、先端は逞しくエラを張り、茎部には極太の血管が浮き出ているなど、悪魔的に禍々しさい雰囲気を振りまいている。
「んっ!」
右手で茎部を握ったダークピーチは、左手でパッションのスカートを捲り、タイツとショーツを強引に破りとると、先走り液でヌラヌラと濡れた先端を、その秘裂へと近づけていく。
「ふふっ、さあ召し上がれ!」
ダークピーチが腰を突き出し、正常位の姿勢で逞しい逸物がズブっとパッションの中に侵入する。
「ああっ!! あっ、やっ!!」
悲鳴を上げるパッション、一瞬、苦痛に顔を歪めたが、すぐに歓喜の表情を浮かべた。リフレッシュされた肉体はバージンな状態だが、何度も犯された悦びは脳裏を支配している。そのため、極悪な巨根は愛しいモノとして、スルリと飲み込んでしまったのだ。
「あぁっ! 挿れられるの・・・たまらないっ!」
もはや、キュアパッションの脳裏は、快楽への欲望とその先のラビリンスへの憧憬のみに支配されている。それを後押しするのはキュアピーチとの友情。いや、再びキュアピーチと一緒になることの切望を邪に利用され、再びラビリンスへの従属を望んでしまったのだ。
「また、キスしようよ」
繋がったままダークピーチが顔を近づけると、パッションの方が積極的に唇を求める。
「んんっ!んっーっ!」
舌を絡め、ピチャピチャと唾液を交換する。生涯2回目のキスだというのに、濃厚なファーストキスで学習した淫らな口唇行為に没頭する。もちろん、下半身から感じる熱い肉棒の動きも堪能しながらだ。
「うふふっ、ほんといいわあ。パッションとのキス」
ダークベリーは満足したように唇を離すと、腰の動きに力を入れる。
「ああっ!!あーーーっ!」
腰をぐりぐりと動かし、巨根を注送する。逞しく鋭いカリが、パッションのフレッシュな膣肉をグリュッグリュッと抉る。その度に躰を痙攣させ、浅ましい声をあげて快楽に身を任せるパッション。サキュバス・サンシャインで汚染された心からは、もはやプリキュアとしての凜々しさは完全に失われていた。

「あっ!・・・・いいっ!・・・自分で動くの、いいっ!・・・」
その後、いくつもの体位で悦楽を貪り続けたパッション。そして今、躰を軽く起こし仰向けのダークピーチに向き合うように跨がり、自ら腰を振りながら熱い肉棒の感触を堪能していた。
白い羽根を生やした紅い天使のプリキュアが、黒い羽根の悪魔のプリキュアの上で、自ら腰を使って欲望に没頭する様子は、比類無き倒錯さを醸し出している。半開きの口からは涎を垂れ流し、よがり声をあげながらうつろな目付きでエクスタシーを貪り続ける浅ましい痴態。誕生したばかりのエンジェルは、すでに堕天使となり背徳の闇に堕ちようとしていた。
(・・・もう、なにも考えられない・・・・気持ちいい・・・・)
ジンジンと疼く膣内を、グニュッグニュッと抉られるたびに全身の神経に電流が走る。ついには、自ら浅ましい言葉を口にしていた。
「頂戴、早く・・・ピーチの熱いザーメン・・・わたしの・・・中に)
「うふふ、いいよ。たっぷりあげるよ」
そういうとダークピーチは、自ら腰を使い、パッションを下から突き上げた。
「ああぁっ!・・あっ! あんっ!・・・いいっ!!」
上下する肉棒の動きに合わせ、自分も腰を巧みに動かすパッション。快楽を一片たりとも逃がさぬように、淫らな動きに拍車をかける。そして、遂にダークピーチも昂ぶりに達しようとしていた。
「あぁっ! 来てるっ!・・・」
「・・・お願い、頂戴・・・」
顔を天に向け、昇天の面持ちのパッション。
「あっ、イくっ!・・・出るっ!・・出るよっ!」
「あぁっ!きてーーっ!!」
ハモるように絶叫する二人。このまま揃って昇天するかのように見えた。

そのときだった。ダークピーチがニヤっと唇の端を歪めると、上にのっているパッションを、そのまま後ろに押し倒した。
「きゃーっ!」
悲鳴をあげるパッション。ぬりゅっとした音をたてて、ペニスがパッションの中から抜け出る。ダークピーチは、愛液でぬらぬらと輝く肉棒に手を添えるとパッションの顔前にしゃがみ込み、凶悪な先端をその顔に向けた。
「口を開けて」
「え!?」
ダークピーチが命ずるが、突然の出来事に状況が分からないパッション。ダークピーチは斟酌せず強引に唇に肉棒をねじ込んだ。
「○※▽●□*◎&??」
目を見開くパッション、巨根が喉奥にまで侵入する。
「さあ、あげるよっ!」
ダークピーチは上気した表情で、パッションの口内で精を放った。ドピュッ、ドピュッと脈動しながら、粘り気の強い白濁液が、パッションの喉を直撃する。
「ん、んんっ!!」
口内に広がる熱い迸りと雌精液の淫臭。強く押さえつけられているため、ペニスから口を離すこともできない。ツンとした匂いの濃厚な白濁ミルクは、一部は喉から食道に落ちていくが、大半は口内に蓄積されていった。
「出てるよっ! まだまだ出るよっ!!」
「ん・・・んんっ!!」
唇の端から滲み出るほど口内がザーメン漬けになったのを確認すると、ダークピーチは肉棒を引き抜く。
「ごほっ!・・・ごほほっ!」
淫精液の淫臭にむせるパッション。その口元を中心に、ダークピーチは続けて白濁液を放出する。
「あぁっ!いいっ! お顔汚すのもいいわあっ!・・・まだまだ出るっ!」
パッションは顔をそむけようとするが、ダークピーチも追尾するため、スペルマシャワーから逃れられない。
「・・・いやっ!・・・・どうしてっ!・・」
顔面に何条もの白い軌跡が描かれ、プルンと濃厚なホワイトエキスで化粧されてゆくパッション。
「これで最後だよっ!」
数十発の迸りを放って、ようやくダークピーチの射精は終わった。パッションの口内と顔はドロっとした白いファンデーションで厚く化粧されていた。濃厚な牡匂を香水のように振りまいて。
「・・・どうして?・・・中じゃなくて・・・」
口内射精と顔面射精を浴びたパッションが、放心状態で疑問を口にする。快感に躰を震わせていたダークピーチは、顔をパッションに近づけると囁いた。
「馬鹿ね、裏切り者が再びラビリンスに戻れると思ってるの?」
「!?」
眥を吊り上げ、唇を歪めて笑みを浮かべたダークピーチの表情は、悪意に充ち満ちている。そして、すっくと立ち上がり、萎えないペニスを楽しそうにいじりながら言葉を続ける。
「一度、ラビリンスを裏切ったせつなは、ダークプリキュアになっても、また裏切るかもしれないからね」
「・・・そ、そんな・・・」
「うふふ、あたしは甘くないよ」
「・・・ひ・・・ひどい・・・」
「ラビリンスを裏切るからいけないんだよ。パッションはこのまま、ノーザ様の実験プリキュア、奴隷プリキュアとして楽しい日々を送るといいよ」
上から言い放つダークピーチは、なんともいえず楽しそうだ。初めからパッションをダークプリキュアにするつもりは無く、弄んで楽しんでいただけのようだ。かつての友情の記憶さえも、からかうための小道具に過ぎなかった。
「ひ、ひどいわ・・・・」
サキュバス・サンシャインでラビリンスは素晴らしいものと認識させられ、ダークプリキュアとなることを渇望させられたパッションにとっては、転生する直前でお預けをくらう形となった。歓喜の精液を受け入れようと蠢いていた子宮が、もの欲しげに疼いている。
「うふふ、裏切り者には、お仕置きが必要だよ・・・・
「・・・そんな・・・」
白濁液で汚れた口で微かに声をもらすパッション。一方、ダークピーチは、周りで倒れたままのベリーとパインをチラリと見て言葉を続ける。
「さてと、これから、ベリーとパインを犯さなくちゃ。再びダークプリキュアにするためにね。うふふ、今のあたしのザーメンならサキュバスモードにも変身できるようになるよ」
「・・・・・」
「パッションは、その様子を見ていなよ。ダークプリキュアが誕生する場面をね・・・・羨ましいと思いながらね」
ひたすら、パッションの感情を逆なでするダークピーチ。彼女にとってラビリンスを裏切るという行為は、絶対に許しがたいものとなっているのだ。
「・・・・・」
「そんな顔しないでよ。それに、お口にあげたザーメン美味しいでしょ。ラビリンスのエキスがたっぷりつまっているんだよ」
「・・・・・」
パッションの顔面は白濁液がこびりつき、口内はいまだ精液漬けだ。そして、確かにそれは今のパッションが切望しているものなのだ。
「うふふ、じゃあ、特別のご褒美だよ。コレを綺麗にしてもらおうか」
パッションはしゃがみ込み、握っている巨根を再びパッションの口内に押し込んだ。
「んムんっ!!・・・」
「ほら、綺麗にお掃除してよ。パッションが好きなものだよ」
「・・む・・・むぐぅ・・・」
お掃除フェアを強要するダークピーチ。一方、パッションは為す術無く、ダークピーチに従うしかなかった。たしかにラビリンスのエキスをたっぷり含んだ精液は、どうしようもなく無性に愛おしく感じてしまう。
(・・・どうして・・・・どうして、こんなことに・・・)
混乱する思考。しかし本能は浅ましく精液を求めている。肉棒を愛しくしゃぶり、鈴口にも舌を伸ばし一滴残らず搾り取ろうとするパッション。その巧みな口唇奉仕にダークピーチは目を細める。裏切り者を弄ぶ快感に、満足そうに邪悪な笑みを漏らしていた。黒い翼を悦びに羽ばたかせながら。


(pixivにも投稿予定です)


tag : 妄想ストーリー

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Secre

素晴らしいです!

初めまして。リューと申します。はっきり言ってこの一連の作品群はとてもおもしろいです!大好きなのでまたいつか続きや他のプリキュアのパターンで見てみたいです!

そそられます♡

 Kiryuさん、ご無沙汰していました。 美羅です。

 キュアパッションの闇堕ちは今まで読んだ作品の中でも白眉と言えますね。薄皮を剥がすように細やかに、そして時に激しく。そんなパッションへの責めに緩急が効いている所為でしょう。外部から別人格を上書きするのではなく、パッションが秘めていた魔性を覚醒させているように思えます。特に終盤のダークプリキュアへの変貌を望む下りは正義のヒロインとしての誇りも使命感も忘れ去り、メスの本能だけに衝き動かされる淫猥さが満ちていて読み応えがありました。トロンと潤んだ虚ろな瞳、力無く開いた口、ザーメン塗れの紅潮した頬が目に浮かんできます。

 これからも楽しみです。

Re: 素晴らしいです!

リューさん

コメントありがとうございます。返信が出来ないでいて失礼しました。とてもおもしろいとのこと、ありがとうございます。最近はあまり書けないのですが、いつか、またプリキュアシリーズを書ければと思います。

Re: そそられます♡

美羅さん

返信が大変遅れました。すみません。今回の作品、大変気に入ってもらって嬉しいです。元々、パッション編は書く予定がなかったのですが、なんとかストーリーを紡いだので、それが好評でなによりでした。
次はヤマトの妄想小説を投稿します。
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プロフィール

Kiryu

Author:Kiryu

「美女が妖しく変貌する」、というテーマのもと、AVやドラマなどの映像作品について気ままに書いています。主に扱っている内容は、催眠、洗脳、悪堕ち、ふたなり、触手などです。関連して、改造した市販フィギュアや、製作したガレージキットも紹介しています。ときどき妄想ショートストーリーや、最近はイラストもアップしています。 (メールm_kiryu@live.jp)

(アダルトな内容を扱っているので18歳以下の閲覧を禁じます)

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