魔女はざわめく (1)
こんばんは。最後に投稿してから半年以上もたってしまいました。コメントの返事等も遅れてすみません。
今、気になっていることの一つが、ヤマト2199の続編「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」 が製作されることですね。情報が少ないのですが、公式ホームページを見るとアンドロメダの設定画なんかがあって楽しみですね。これからキャラクターの設定画も公開されていくのでしょう。とりあえず、いい感じで完結した2199の続編ということで、どのようなストーリーになるかも楽しみです。Kiryu としては、2199の映画に登場したサーベラー様が活躍してくれることに期待しています。
下のイラストは、サーベラー様と、その忠実な部下となった森雪です。サーベラーのデザインは2199と旧作を合わせていますが、コスチュームはPSゲーム版です。肌の色は緑ではなく肌色のままで。洗脳された森雪は2199版のデザインです。2199ではユリーシャに間違われてガミラスに捕らわれた森雪、2202ではどうなるでしょうか?
さて、今回はヤマト繋がりで、妄想小説を投稿したいと思います。以前に投稿した、「魔女は誘(いざな)う(1,2)、(3)」の続編、「魔女はざわめく」です。ガミラスの特務官ミレーネル・リンケの暗躍を書いた話です。ぜひ、前作から続けて読んで頂ければと思います。全3回になる予定ですが、今回は、その1です。
今、気になっていることの一つが、ヤマト2199の続編「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」 が製作されることですね。情報が少ないのですが、公式ホームページを見るとアンドロメダの設定画なんかがあって楽しみですね。これからキャラクターの設定画も公開されていくのでしょう。とりあえず、いい感じで完結した2199の続編ということで、どのようなストーリーになるかも楽しみです。Kiryu としては、2199の映画に登場したサーベラー様が活躍してくれることに期待しています。
下のイラストは、サーベラー様と、その忠実な部下となった森雪です。サーベラーのデザインは2199と旧作を合わせていますが、コスチュームはPSゲーム版です。肌の色は緑ではなく肌色のままで。洗脳された森雪は2199版のデザインです。2199ではユリーシャに間違われてガミラスに捕らわれた森雪、2202ではどうなるでしょうか?
さて、今回はヤマト繋がりで、妄想小説を投稿したいと思います。以前に投稿した、「魔女は誘(いざな)う(1,2)、(3)」の続編、「魔女はざわめく」です。ガミラスの特務官ミレーネル・リンケの暗躍を書いた話です。ぜひ、前作から続けて読んで頂ければと思います。全3回になる予定ですが、今回は、その1です。
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これまでのあらすじ
アケーリア遺跡の超空間ネットワークを用い、半実体化してヤマトに侵入したガミラスの特務官ミレーネル・リンケ。クルーに精神攻撃を仕掛け諜報活動を行ったものの、脱出には失敗してしまう。しかしミレーネルはバックアップの精神体を森雪の脳内に残していた。雪の記憶を改変して洗脳した後、意識を原田真琴の躰に移し、その肉体を掌握して復活する。愛らしいメディックはいまやガミラスの魔女と化し、森雪もその忠実な僕として暗躍しようとしていた・・・
[1]自動航法室
「ねぇ、この区画は何があるんでしたっけ?」
艦内の一角、原田真琴衛生士は、通りかかった乗組員に尋ねた。ユニフォームの色から察するに航海科に所属しているようだ。
「ん? ああ、ここは自動航法室だよ。イスカンダルまでの航路データが保管されているんだ」
「へえぇー、入ることって出来るんですか?」
「ああ、だめだめ。これは重要な装置だから入室禁止だよ。航海科の俺だって、入口の監視コンソール室にしか入れない」
「なーんだ、残念」
「?」
怪訝そうな表情の乗組員を横目に、真琴は足早に立ち去っていった。
(やっぱりあそこね、間違いないわ・・・)
いつもの愛くるしい表情の真琴。だが、その瞳には妖しい色が浮かんでいる。女性らしいふくよかな真琴の体は、ガミラスの特務官ミレーネル・リンケによって支配されていた。真琴本来の意識は脳裏の奥底で眠らされている。
(それにしても、あの女がここにいるとはね。しかも、岬百合亜という女に憑依しているというから驚きだわ)
ミレーネルは回想する。アケーリア遺跡の超空間ネットワークを利用し、半実体の精神体としてヤマトに侵入したミレーネル。乗員を眠らせ、様々な情報の入手に成功したが、予想外だったのは哨戒任務に偵察機が発進していたことだ。帰艦した乗員二人--古代進と森雪--にも精神攻撃を仕掛けたのだが、岬百合亜という乗員に妨害されてしまう。掌握した艦内で自由に動けるはずはなかったのだが、百合亜の様子にはイスカンダル人の雰囲気がオーバーラップしていた。結果的に、森雪を操ることには成功したものの、あと一歩のところで企みは失敗。波動エンジン内のゲシュタム・フィールドに閉じ込められ、精神体を消滅させられてしまった。バランにある肉体も同時に活動を停止したに違いない。念のために森雪の中にバックアップの精神体を残していたからこそ、こうして原田真琴の肉体を奪い活動することはできている。だが、無事であることを上官のセレステラに知らせることはできていない。再びこの艦を掌握しバランへ曳航する必要がある。
それにしても、あのイスカンダルの女だ。雪や真琴の意識にもイスカンダル人が乗艦しているという情報はなかった。すると秘密裏に乗艦し、その存在が乗員にも隠蔽されているに違いない。艦内は隅々まで調べたが、自動航法装置の内部は厳重にシールドされており、中の情報は十分に得られなかった。
今、航海科の乗員から聞いた話も交えて推察すると、イスカンダルの女・・・すなわちユリーシャ・イスカンダルは、自動航法室で睡眠状態にあるのだろう。その存在を秘匿されて。おそらく、なんらかのトラブルに巻き込まれたに違いない。イスカンダル人も特殊な能力を持っているらしいから、精神体を分離して岬百合亜に憑依していると考えるのが適当だ。
歩きながら考えを巡らす真琴。そしてクスッと軽い笑みをもらしながら口ずさんだ。
「ふふっ、イスカンダル第三皇女ユリーシャね・・・・・」
[2]桐生美影への依頼
「桐生さん、ちょっといいかしら?」
通路を歩いていた技術科の桐生美影は、後ろから呼び止められた。
「森船務長・・なにかご用ですか」
声の主は、森雪。微笑を浮かべながら言葉を続ける。
「今ね、船務科で新しいパイロットスーツ用デバイスを考えているの。航空管制は船務科の担当だからね。それを真田副長に相談したら、桐生さんが担当するのが適当だろうって」
美影の表情にパッと笑みがこぼれる。
「そうですか、どのようなものですか?」
副長に推薦されたこと、そして技術者としての興味が表情に出たらしい。
「基本設計はこのディスクに保存してあるわ」
雪は右手に持っていた記録ディスクを美影に示した。
「じゃあ、工作準備室で見せて頂けますか?」
「ええ、もちろん」
二入は並んで歩き始めた。航海に必要な保守パーツの製作や戦闘で破損した装置の修理などを行う大工作室、その隣には打ち合わせや設計作業のための準備室が何室か設置されている。室内に入った二人は、大型モニターを備えたコンピュータ端末を起動した。
「座って、桐生さん」
促された美影は端末前の椅子に座り、雪がその背後に立ったままディスクを専用スロットにセットしキーボードを叩いた。モニターに図面らしき画像が映し出される。
「このスーツよ。改良点は、各所にサバイバル用の接続部を付けたところ」
「どういう風に動作するんですか?」
「非常時にね、他の隊員のスーツと接続し、エアや電気などを共用することができるのよ。供給用と受取用のプラグが、何カ所かあるわ」
たしかに図面には、頚部などにコネクタが記されている。
「これをきちんと設計して試作して欲しいのよ」
「なるほど・・・バルブは既存の汎用品が使えそうですね、制御プログラムは新しく書く必要があるかな・・・」
図面を見ながら美影がつぶやく。技術者の顔だ。そしてひとしきり思案した後、振り返った。
「分かりました、出来そうです」
美影は笑顔で返答する。雪もにっこりと笑みを返し話を続ける。
「ありがとう・・・・それとね、もう一つあるのよ。ほら、これ」
雪がパネルを操作し、別の図面を示した。
「・・・これは・・・・えっと、その・・・なんですか?」
美影が疑問を挟む。その形状はあるものを連想させ、美影は顔を赤らめた。図面に記されたものは、棒状のデバイス。弓なりに反った棒の一端は膨らんでおり、その先端には発射口のようなものが付いている。反対側は先端に向かって細くなった円錐状の形状となっており、なにかを採取するようなスリットなどが備え付けられている。棒全体はフレキシブルに可動するようだ。各所にパイロットランプなども付いている。
「うふふ、興味あると思うよ? ねぇ、次のページの説明を読んでみて」
雪が美影を促す。その言葉尻にはいつもの快活な雪ではなく、ねっとりとした誘うような響きが含まれていた。美影は端末を操作し、ページを進めながら説明に眼を移す。
(精液変換射出装置・・・体液採取部・・・細胞変換デバイス・・・伸長式精液タンク・・・性衝動コントローラー・・・な、なにコレ?)
記載されている説明に驚く美影。顔を真っ赤にしながら叫ぶ。
「こ、これ・・・なんですか!?」
振り返って雪に問いかけようとする美影。しかし、そのとき自分の体の異変に気がついた。
「あ、あれ?体が動かない」
しゃべることはできるものの、首から下が全く自分の思うとおりにならない。感覚はあるのに動かないのだ。
「うふふっ。効いてきたようね。この画像には仕掛けがあってね、視覚に訴える催眠効果があるの」
「えっ?」
「目や口は動かせるし、意識や五感もはっきりしているけど、手脚や首は動かせない」
図面には催眠効果のある画像が一定間隔で極短時間挿入されていた。知らないうちに神経運動系にはその効果が確実に刻み込まれるのだ。
「ど、どうしてそんなことをっ!」
美影が背面の雪に対して激しく訴える。雪の言動は不自然きわまりない。しかし雪はどこ吹く風で、淡々と、それいて楽しそうに話しを続ける。
「桐生さんにはね、私のために働いて欲しいのよ」
「・・・そうしているじゃないですか?」
「ああ、そういう意味じゃなくてね。ミレーネル様、そしてガミラスのために私をアシストして欲しいのよ」
「え、ガ・・・ガミラスって・・・いったいどうしたんですかっ!!」
雪は、美影の肩に手を添え、椅子ごと回転させた。そして美影を見下ろす。
「え?・・・」
美影は雪の表情を見て、驚きを隠せなかった。愛らしく、それでいて凛としているいつもの雪ではなく、瞳を妖しく輝かせ、艶っぽくも悪意の微笑を浮かべている。
「言葉で説明するのは面倒ね。わたしのを注ぎ込んであげれば全部理解できるわ」
「・・・・え、いったい、なにを?・・・」
「うふっ、見せてあげる」
そう言いながら雪は、ユニフォームの前面のファスナーを一番下まで下ろす。女性乗員のユニフォームは股間まで開くことが出来るため、開いた隙間には、黒いレースのブラと、同じ黒レースのショーツが見えた。
「・・・・・・」
美影は状況が飲み込めず、固唾を呑んで見つめるだけだ。すると雪は、立ったまま右手の細い指先をショーツの中に差し込んだ。
「あンっ・・・」
軽い嬌声をあげながら、中指の先端を艶めかしく動かす。どうやら陰核を弄んでいるらしい。妖しい笑みを浮かべ、美影を見下ろしながらだ。
「・・・・な、なにを?・・・・」
雪の痴態に言葉を失う美影。すると、雪の躰に変化が起き始めた。
「あっ!きたわっ!」
声をあげる雪。するとショーツの前面が妙に膨らみだした。棒状のものが内側から突っ張りショーツの布地が破れそうに伸びきっていく。棒の先端からは液体が滲み出ているようで、黒ショーツに透明な染みが広がっていく。そして、棒はさらに膨らみ、ショーツからはみ出て、その逞しい全貌を明らかにさせた。
「な、なんでっ!!・・・い、いやーーっ!」
美影が悲鳴をあげる。目に入ったものは女性にはあるはずの無いものだ。
「あら、これはいいものよ。どう・・・・凄いでしょ」
雪は、勃起した肉棒を指先で弄びながら、御影に向けて誇示する。
「ど、どうして・・・そんなものが・・・」
首を動かすことはできないので顔を背けられない。美影は目を閉じて視界を遮断する。
「あら、いけないわね。でもね、美影ちゃんはわたしの命令に逆らうことはできないんだ。ミレーネル様特製の催眠映像のおかげでね、さあ、目を開けてしっかり見てよ」
雪が命じると、美影の目が見開かれる。催眠映像で雪の命令に従うよう暗示をかけられているのだ。
「な、なぜ? ・・・い、いやーーっ!!」
見ることを強制され、再び悲鳴を上げる美影。その瞳に映るのは、紛うこと無き男根だ。ヌラヌラと濡れている先端は大きく膨らみ、さらに張り出したカリが凶悪さを誇示している。頚部は逞しく反り返り、浮き出た血管が禍々しい。男性と比較してもそれ以上の偉容を誇る巨根といってもよいだろう。そのグロテスクなものが、スレンダーな雪の肢体から誇るようにそそり立っているのだ。
雪が言葉を続ける。
「この図面『精液変換射出装置』は、女の子が射精できるようになる機械。ほら、このペニスのメカ版よ」
「・・・・・い、いや・・・・」
「わたしのスペルマをあそこで飲み込んだら、美影ちゃんも射精したくてたまらなくなる。喜んで、この装置を作るようになるわ」
「・・・・そ、そんなこと、ないっ!・・・おかしいですっ!・・・・」
美影の反論に雪は口元に微笑を浮かべる。厭らしい微笑だ。
「そう、じゃあ試してみても問題ないわね。うふっ、脚を開いて、わたしのモノを挿れる姿勢をとって」
「え?」
雪の言葉に、美影は椅子に座ったままコスチュームのファスナーを下ろしだした。目を見開く美影。自分の意志に反して勝手に体が動いてしまう。
「い、いやよ、いやっ!!」
精悍な青いユニフォームの前が開くと、白いブラとショーツが見える。美影は、ブラを前から強引に引き抜く。乳房がプルンと震え、双乳が露わになる。さらに、ショーツも破りとる。脚を大きく開き、薄めの茂みを見せつける。
「や、やだーーっ! お願いっ・・・・やめて・・・・・」
自分のとっている行為が信じられない。でも美影にできることは声をあげることだけだ。もっとも完全防音のこの部屋では、音が外部に漏れることはない。
「けっこう着やせするタイプかな。意外といい躰ね」
雪が値踏みするように声をかける。股間の肉茎が、肉壺への挿入の期待にピクンピクンと身を震わせている。
「ねえ、スムーズに入るように湿らせてよ。自分でしているんでしょ」
「・・・そ、そんなこと、したことないです!」
美影が真っ赤な顔をさらに赤らめて反論する。しかし、その右手は自動的に動き出し、中指が割れ目を刺激する。
「あっ!・・・あ・・・そ、そんなこと・・・・したことない・・・」
「あれ、でも、その指の動きは慣れた手付きよ・・・・ ふふ、予習していたのかな。美影ちゃん、才媛だしね」
「・・・ち・・ちがう・・・」
股間の妖しい刺激に声が途切れる。愛液が溢れてくる。強制自慰の熱い昂ぶりに、美影の意識は翻弄される。
「・・・あっ・・・んっ!・・・・」
必死に絶えようとする美影だが、喘ぎ声が漏れる。その様子に興奮する雪は、さらに責め続ける。。
「じゃあ、もっといやらしくわたしを誘ってよ。挿れて下さいって」
「・・あぁっ!・・・い、いやぁーーっ!!」
美影は躰をのけぞらせ、左手を下乳に添えて胸を強調する。ピンク色の先端が艶めかしく勃起している。さらに脚を広げ、右手の人差し指と中指がクレバスを拡げる。薄い茂みの奥にはピンク色の肉襞が淫らな愛液をだらしなく垂らしながら、固いモノが入ってくることを誘っていた。もちろん、美影にとっては羞恥極まりないポーズだ。
「いいわね、そそるなぁ」
雪は嬉々として声をあげながら左手で美影の股間をまさぐる。右手は我慢できないとばかりに自分のモノをしごいている。
「・・・あんっ!!・・・」
「うん、大洪水ね。オムシスは水が少なくて苦労しているのにね」
揶揄しながら責める雪。犯す期待に目を細める。
「さあ、そんなに誘われちゃ、挿れないわけにはいかないわね」
「・・・い、いやっ!・・・・ お願いっ・・・・やめてっ・・・」
「うふっ、嘘つき。欲しいんでしょ。さあ、召し上がれ」
雪は躊躇なく腰を近づけ、いきりたった逸物を挿入していく。
「うあぁーーっ!!」
美影が悲鳴をあげるが、雪はかまわず腰を使い、極悪なモノを沈めていく。
「あんっ!思った通り、美影ちゃんの中、気持ちいいわあ」
腰を卑猥にローリングさせ、極悪なカリで膣肉を抉る。
「・・・い、いやぁ・・・」
「まだ、先端しか入ってないよ」
確かに入っているのは一部だが、そのエラの張ったカリが膣入口付近を抉り執拗に弄んでいる。膣肉はそれを歓喜なものと受け止め包み込むように反応する。勝手に快感を貪る肉体が、その悦びだけを美影の脳裏に送り込む。
「・・・んんっ!・・・あぁっ!・・・」
侵入してくる固い欲望。それに抵抗する術を今の美影は持っていない。強制的に送り込まれる肉欲に弄ばれるだけだ。
「うふふ・・・反応いいわねえ。じゃあ奥まで楽しませてあげる」
雪は美影を抱きしめ、腰を激しく打ち付けた。
「んぁあーーっ!!」
躊躇無く膣奥まで侵入する雪のペニス。その激しい衝撃に美影は躰をのけぞらして叫んだ。歓喜の叫びだ。
「いいでしょ、奥まで犯されるのって」
雪が激しく腰を前後する。グリっグリっと侵入を繰り返すごとに、エクスタシーの電撃が美影の全身を走り、頭頂を貫く。
「・・あぁっ!!・・・ああぁーっ!!・・」
躰が自由にならない分、純粋な快感のシグナルだけが数倍に増幅され、激しく脳裏に焼き付けられている。
(冷静になって・・・雪さんはどうしてこんなことをしているの? なぜあんなものが生えているの? ・・・あの装置の目的は?)
つとめて冷静に状況を考えようとする。しかし圧倒的な肉の悦びの前には、その思考は儚くかき消されてしまう。
「・・・あぁっ!!・・・・だめ・・・だめなのに・・・いいっ!!」
たまらないという表情で喘ぐ美影。強制エクスタシーの感覚は確実に彼女を蝕んでいく。その様子に、雪は満足気な表情だ。
「うふふ、心も躰もすっかり馴染んだようね。それじゃあたっぷりと注いであげる」
腰を巧みに使いながらも、言葉で嬲る雪。そして、腰の動きが激しくなる。
「・・んぁーーーっ! ・・・・あぁぁーーーーっ!!・・・」
奥まで突き破るかのような激しい注送に、淫らに反応して淫獣の叫びをあげる美影。理知的な技術者ではなく、淫蕩に快楽を貪る雌の表情をも浮かべていた。
「んんっ! さあ、そろそろあげるわよ。わたしの分身を注いであげるっ!!」
「・・・あっ!・・・いやっ!!・・・あぁーーーっ!!・・・」
「さあ、これでイってねっ! そして変わっちゃいなさいっ!!」
雪も顔を真っ赤にし、叫びながら熱く滾る欲望を解放する。堰を切ったかのように白濁液が何度も何度も噴出し、美影の膣内を侵し子宮を満たしていく。
(・・・だめ・・・だめなのに・・・でも、中に出されて気持ちいい・・・・・)
拒んではいるものの肉欲には逆らえない。白いエクスタシーに、脳裏も真っ白にフラッシュバックする。すると、その止揚した意識の中にこれまでにない感情や思考が送り込まれてくる。「ミレーネルとガミラスへの忠誠」、洗脳された雪が持つ感情だ。それが今、美影の心も染めてゆく。
(・・・なにか・・・きてる・・・でも・・・気持ち・・いい・・・)
その行為は苦痛ではない。脳内麻薬が巻き散らされ、極上のエクスタシーを伴いながら新しい思考が定着されてゆく。
「・・・いいっ!!・・・・いいのーーっ!!!・・」
何度も何度も迸る白い濁流。絶倫の雌精液が絶えること無く送り込まれる。そのたびに美影の意識は繰り返し塗りつぶされていく。
「いいわあ、美影ちゃん!! さあ、これで最後よ!」
雪が絶叫しながら最後のひと滴を放つ。
「・・・あぁあああーーーーっ!!!・・・」
美影は躰をガクガクと震わせ、顔を天に向け、昇天の面持ちで果てていく。雪がペニスを抜いても、痙攣は止まらない。
「・・・あぁーーーーっ!!・・・」
エクスタシーの極みを味わい続ける美影。美獣の叫びが狭い部屋の中でこだましていた。
雪が体を離した後も、美影はしばらくの間、躰をガクガクと震えさせていた。快楽の痙攣だ。その余韻もようやく終えようとしている。放心で天を向いていた顔を前に向ける美影。その表情はいつもとは一変していた。眉尻を吊り上げ唇に挑発的な微笑を浮かべている。その瞳には雪と同じような妖しい光が灯っていた。美影は椅子から立ち上がる。催眠効果は消えているようだ。股間から溢れたザーメンがこぼれ落ちる。美影は指ですくい取り。舌を出してぺろりと舐める。
「美味しーい」
その様子に雪は満足気な表情を浮かべ、声をかける。
「どう、今の気分は」
「最高です。なんで今までガミラスを敵と思っていたんだろう」
「うふふ、これからはわたしのために働いてくれるわね」
「もちろんです。わたしは雪様とミレーネル様、そしてガミラスのものです」
我が意を得たり、とばかりに美影が頭をさげる。
「私は様を付けなくていいわよ、周りのテロン人に気付かれても困るしね」
「あ、かしこまりました、雪さん」
うなづく美影。
「それじゃあ、お願いしたものを作ってね。まず、スーツの方からお願い」
「はい・・・うふふ、雪さんのために働けて幸せです」
完全に書き換えられた思考。美影は雪の忠実な僕となった。その様子に雪は眼を細め、満足げな笑みを浮かべる。
(・・・うふっ、わたしの洗脳ザーメン、いい感じで効いたわね。素晴らしいわ)
雪は美影を堕としたことに満足し、次のターゲットに思いを馳せた。同時にミレーネルと話したことを思い出していた・・・
[3]回想 ~雪とミレーネル~
船務長である雪には個室があてがわれている。美影を掌握する数時間前、雪は原田真琴と共に部屋にいた。ベッドの上だ。二人とも全裸で絡み合っている。女性同士の激しい愛撫だ。
「んっ!・・上手になったわね、雪・・・その調子よ・・・」
「・・・あ、ありがとうございます・・・あっ!・・あんっ!・・」
情熱的なレズビアンの営み。ただ、普通の女性と違うのは、二人とも股間に逞しい男根を生やしていたことだ。スレンダーな雪の肢体、グラマラスな真琴の肉体のそれぞれに逞しく聳える異形のペニス。ミレーネルによって脳内から肉体を支配され、生やされたものだ。二人は雌雄の快感を最大限に味わうため、変則的に交わっている。松葉同士を絡めるように、お互いの脚を絡め股間を密着させているのだ。そして、雪の牡は真琴の雌へ、真琴の牡は雪の雌へと相互挿入されている。腰を使って牡を押し出せば、その快感は自分の雌にも帰ってくる。挿れる快楽と挿れられる悦び。射精と受精の複合快楽を堪能しているのだ。
「あっ!きてるっ!!・・・だめ、出ちゃうっ!!」
雪が叫べば、真琴も反応する。
「・・んっ・・・あたしもイキそう!・・・たくさん出すわよっ!」
そして二人は絶叫しながら精を放つ。牡と雌を同時に味わう相乗快楽のエクスタシーの波濤の中で二人は果てていく。
激しい行為のあと、真琴と雪はベッドの上で躰を休めていた。
真琴が呟く。もちろんミレーネルが呟いているのだ。
「やっぱり女同士はいいわ。テロンの男もだめだしね」
「・・・そうですか?」
「この躰で、何人か誘ってみたのよ。でも、せっかく誘ったのに怖じ気づく奴ばかり。誘いに乗ってきた奴も粗末なモノ・・・雪の方がよっぽど立派だわ」
「ありがとうございます・・・」
雪が顔を赤らめる
「わたしの所属する特務部隊は女性だけで構成されているの・・・」
ミレーネルは宣伝情報相ミーゼラ・セレステラの配下だ。彼女の専用艦であるハイゼラード級航宙戦艦「シャングリ・ラー」は女性士官のみで運用されている。
「やっぱり、この船も女だけで支配しましょう。乗員の1/3は女性のようだから十分ね」
「・・・はい、ミレーネル様の仰せのままに・・・」
二人だけのときは、雪は真琴のことをミレーネルと呼ぶ。
「うふっ、いい子ね。それじゃお願いがいくつかあるわ」
「喜んで」
「まずは、これを作って欲しいの」
真琴は、脱いでいたコスチュームのポケットから記録ディスクを取り出して雪に渡した。それには『精液変換射出装置』の設計図が記録されており、真琴はその内容について説明した。
「・・・ね、すごい装置でしょう。これが後で必要になるのよ。つまりね・・・」
真琴が装置の説明性を説く。
「分かりました。でも、これを作れるのは技術課員ですけど、素直に作ってもらえるかどうか」
「うふふ、心配ないわ、簡単よ。雪のソレで犯してやればいいの。あなたのザーメンには思念を込めることができるようにしてあるわ。精液を子宮で飲み込んだ子は、あたしや雪に無条件に従うようになるわ」
「・・・ほんとですか。それって凄い・・・」
答えながら興奮した雪は、股間のモノを再び固くした。下半身にあたる固い感触に真琴が答える。
「あら、興奮しちゃったのね・・・うふふ、そうよ。ソレをテロンの女たちに突っ込んであげなさい」
「・・・楽しみです・・・誰にしようかな。そうね、桐生さんががいいかな」
雪は美影を選び、その彼女を犯すことを想像して淫らさを含んだ笑みを浮かべる。
「頼むわね・・・それから、その後で・・・」
真琴は、その後の計画を雪に説明する。
「素晴らしいプランです」
雪が感嘆の声をあげる。
「ね、面白いでしょう。さあ、もう少し楽しみましょう」
真琴は雪の股間に顔を埋め、固くなっているモノを掴み、それを口で咥えた
「あっ!」
「うふふ・・・」
二人の魔女は、再び熱く交わりだした。
(続く)
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これまでのあらすじ
アケーリア遺跡の超空間ネットワークを用い、半実体化してヤマトに侵入したガミラスの特務官ミレーネル・リンケ。クルーに精神攻撃を仕掛け諜報活動を行ったものの、脱出には失敗してしまう。しかしミレーネルはバックアップの精神体を森雪の脳内に残していた。雪の記憶を改変して洗脳した後、意識を原田真琴の躰に移し、その肉体を掌握して復活する。愛らしいメディックはいまやガミラスの魔女と化し、森雪もその忠実な僕として暗躍しようとしていた・・・
[1]自動航法室
「ねぇ、この区画は何があるんでしたっけ?」
艦内の一角、原田真琴衛生士は、通りかかった乗組員に尋ねた。ユニフォームの色から察するに航海科に所属しているようだ。
「ん? ああ、ここは自動航法室だよ。イスカンダルまでの航路データが保管されているんだ」
「へえぇー、入ることって出来るんですか?」
「ああ、だめだめ。これは重要な装置だから入室禁止だよ。航海科の俺だって、入口の監視コンソール室にしか入れない」
「なーんだ、残念」
「?」
怪訝そうな表情の乗組員を横目に、真琴は足早に立ち去っていった。
(やっぱりあそこね、間違いないわ・・・)
いつもの愛くるしい表情の真琴。だが、その瞳には妖しい色が浮かんでいる。女性らしいふくよかな真琴の体は、ガミラスの特務官ミレーネル・リンケによって支配されていた。真琴本来の意識は脳裏の奥底で眠らされている。
(それにしても、あの女がここにいるとはね。しかも、岬百合亜という女に憑依しているというから驚きだわ)
ミレーネルは回想する。アケーリア遺跡の超空間ネットワークを利用し、半実体の精神体としてヤマトに侵入したミレーネル。乗員を眠らせ、様々な情報の入手に成功したが、予想外だったのは哨戒任務に偵察機が発進していたことだ。帰艦した乗員二人--古代進と森雪--にも精神攻撃を仕掛けたのだが、岬百合亜という乗員に妨害されてしまう。掌握した艦内で自由に動けるはずはなかったのだが、百合亜の様子にはイスカンダル人の雰囲気がオーバーラップしていた。結果的に、森雪を操ることには成功したものの、あと一歩のところで企みは失敗。波動エンジン内のゲシュタム・フィールドに閉じ込められ、精神体を消滅させられてしまった。バランにある肉体も同時に活動を停止したに違いない。念のために森雪の中にバックアップの精神体を残していたからこそ、こうして原田真琴の肉体を奪い活動することはできている。だが、無事であることを上官のセレステラに知らせることはできていない。再びこの艦を掌握しバランへ曳航する必要がある。
それにしても、あのイスカンダルの女だ。雪や真琴の意識にもイスカンダル人が乗艦しているという情報はなかった。すると秘密裏に乗艦し、その存在が乗員にも隠蔽されているに違いない。艦内は隅々まで調べたが、自動航法装置の内部は厳重にシールドされており、中の情報は十分に得られなかった。
今、航海科の乗員から聞いた話も交えて推察すると、イスカンダルの女・・・すなわちユリーシャ・イスカンダルは、自動航法室で睡眠状態にあるのだろう。その存在を秘匿されて。おそらく、なんらかのトラブルに巻き込まれたに違いない。イスカンダル人も特殊な能力を持っているらしいから、精神体を分離して岬百合亜に憑依していると考えるのが適当だ。
歩きながら考えを巡らす真琴。そしてクスッと軽い笑みをもらしながら口ずさんだ。
「ふふっ、イスカンダル第三皇女ユリーシャね・・・・・」
[2]桐生美影への依頼
「桐生さん、ちょっといいかしら?」
通路を歩いていた技術科の桐生美影は、後ろから呼び止められた。
「森船務長・・なにかご用ですか」
声の主は、森雪。微笑を浮かべながら言葉を続ける。
「今ね、船務科で新しいパイロットスーツ用デバイスを考えているの。航空管制は船務科の担当だからね。それを真田副長に相談したら、桐生さんが担当するのが適当だろうって」
美影の表情にパッと笑みがこぼれる。
「そうですか、どのようなものですか?」
副長に推薦されたこと、そして技術者としての興味が表情に出たらしい。
「基本設計はこのディスクに保存してあるわ」
雪は右手に持っていた記録ディスクを美影に示した。
「じゃあ、工作準備室で見せて頂けますか?」
「ええ、もちろん」
二入は並んで歩き始めた。航海に必要な保守パーツの製作や戦闘で破損した装置の修理などを行う大工作室、その隣には打ち合わせや設計作業のための準備室が何室か設置されている。室内に入った二人は、大型モニターを備えたコンピュータ端末を起動した。
「座って、桐生さん」
促された美影は端末前の椅子に座り、雪がその背後に立ったままディスクを専用スロットにセットしキーボードを叩いた。モニターに図面らしき画像が映し出される。
「このスーツよ。改良点は、各所にサバイバル用の接続部を付けたところ」
「どういう風に動作するんですか?」
「非常時にね、他の隊員のスーツと接続し、エアや電気などを共用することができるのよ。供給用と受取用のプラグが、何カ所かあるわ」
たしかに図面には、頚部などにコネクタが記されている。
「これをきちんと設計して試作して欲しいのよ」
「なるほど・・・バルブは既存の汎用品が使えそうですね、制御プログラムは新しく書く必要があるかな・・・」
図面を見ながら美影がつぶやく。技術者の顔だ。そしてひとしきり思案した後、振り返った。
「分かりました、出来そうです」
美影は笑顔で返答する。雪もにっこりと笑みを返し話を続ける。
「ありがとう・・・・それとね、もう一つあるのよ。ほら、これ」
雪がパネルを操作し、別の図面を示した。
「・・・これは・・・・えっと、その・・・なんですか?」
美影が疑問を挟む。その形状はあるものを連想させ、美影は顔を赤らめた。図面に記されたものは、棒状のデバイス。弓なりに反った棒の一端は膨らんでおり、その先端には発射口のようなものが付いている。反対側は先端に向かって細くなった円錐状の形状となっており、なにかを採取するようなスリットなどが備え付けられている。棒全体はフレキシブルに可動するようだ。各所にパイロットランプなども付いている。
「うふふ、興味あると思うよ? ねぇ、次のページの説明を読んでみて」
雪が美影を促す。その言葉尻にはいつもの快活な雪ではなく、ねっとりとした誘うような響きが含まれていた。美影は端末を操作し、ページを進めながら説明に眼を移す。
(精液変換射出装置・・・体液採取部・・・細胞変換デバイス・・・伸長式精液タンク・・・性衝動コントローラー・・・な、なにコレ?)
記載されている説明に驚く美影。顔を真っ赤にしながら叫ぶ。
「こ、これ・・・なんですか!?」
振り返って雪に問いかけようとする美影。しかし、そのとき自分の体の異変に気がついた。
「あ、あれ?体が動かない」
しゃべることはできるものの、首から下が全く自分の思うとおりにならない。感覚はあるのに動かないのだ。
「うふふっ。効いてきたようね。この画像には仕掛けがあってね、視覚に訴える催眠効果があるの」
「えっ?」
「目や口は動かせるし、意識や五感もはっきりしているけど、手脚や首は動かせない」
図面には催眠効果のある画像が一定間隔で極短時間挿入されていた。知らないうちに神経運動系にはその効果が確実に刻み込まれるのだ。
「ど、どうしてそんなことをっ!」
美影が背面の雪に対して激しく訴える。雪の言動は不自然きわまりない。しかし雪はどこ吹く風で、淡々と、それいて楽しそうに話しを続ける。
「桐生さんにはね、私のために働いて欲しいのよ」
「・・・そうしているじゃないですか?」
「ああ、そういう意味じゃなくてね。ミレーネル様、そしてガミラスのために私をアシストして欲しいのよ」
「え、ガ・・・ガミラスって・・・いったいどうしたんですかっ!!」
雪は、美影の肩に手を添え、椅子ごと回転させた。そして美影を見下ろす。
「え?・・・」
美影は雪の表情を見て、驚きを隠せなかった。愛らしく、それでいて凛としているいつもの雪ではなく、瞳を妖しく輝かせ、艶っぽくも悪意の微笑を浮かべている。
「言葉で説明するのは面倒ね。わたしのを注ぎ込んであげれば全部理解できるわ」
「・・・・え、いったい、なにを?・・・」
「うふっ、見せてあげる」
そう言いながら雪は、ユニフォームの前面のファスナーを一番下まで下ろす。女性乗員のユニフォームは股間まで開くことが出来るため、開いた隙間には、黒いレースのブラと、同じ黒レースのショーツが見えた。
「・・・・・・」
美影は状況が飲み込めず、固唾を呑んで見つめるだけだ。すると雪は、立ったまま右手の細い指先をショーツの中に差し込んだ。
「あンっ・・・」
軽い嬌声をあげながら、中指の先端を艶めかしく動かす。どうやら陰核を弄んでいるらしい。妖しい笑みを浮かべ、美影を見下ろしながらだ。
「・・・・な、なにを?・・・・」
雪の痴態に言葉を失う美影。すると、雪の躰に変化が起き始めた。
「あっ!きたわっ!」
声をあげる雪。するとショーツの前面が妙に膨らみだした。棒状のものが内側から突っ張りショーツの布地が破れそうに伸びきっていく。棒の先端からは液体が滲み出ているようで、黒ショーツに透明な染みが広がっていく。そして、棒はさらに膨らみ、ショーツからはみ出て、その逞しい全貌を明らかにさせた。
「な、なんでっ!!・・・い、いやーーっ!」
美影が悲鳴をあげる。目に入ったものは女性にはあるはずの無いものだ。
「あら、これはいいものよ。どう・・・・凄いでしょ」
雪は、勃起した肉棒を指先で弄びながら、御影に向けて誇示する。
「ど、どうして・・・そんなものが・・・」
首を動かすことはできないので顔を背けられない。美影は目を閉じて視界を遮断する。
「あら、いけないわね。でもね、美影ちゃんはわたしの命令に逆らうことはできないんだ。ミレーネル様特製の催眠映像のおかげでね、さあ、目を開けてしっかり見てよ」
雪が命じると、美影の目が見開かれる。催眠映像で雪の命令に従うよう暗示をかけられているのだ。
「な、なぜ? ・・・い、いやーーっ!!」
見ることを強制され、再び悲鳴を上げる美影。その瞳に映るのは、紛うこと無き男根だ。ヌラヌラと濡れている先端は大きく膨らみ、さらに張り出したカリが凶悪さを誇示している。頚部は逞しく反り返り、浮き出た血管が禍々しい。男性と比較してもそれ以上の偉容を誇る巨根といってもよいだろう。そのグロテスクなものが、スレンダーな雪の肢体から誇るようにそそり立っているのだ。
雪が言葉を続ける。
「この図面『精液変換射出装置』は、女の子が射精できるようになる機械。ほら、このペニスのメカ版よ」
「・・・・・い、いや・・・・」
「わたしのスペルマをあそこで飲み込んだら、美影ちゃんも射精したくてたまらなくなる。喜んで、この装置を作るようになるわ」
「・・・・そ、そんなこと、ないっ!・・・おかしいですっ!・・・・」
美影の反論に雪は口元に微笑を浮かべる。厭らしい微笑だ。
「そう、じゃあ試してみても問題ないわね。うふっ、脚を開いて、わたしのモノを挿れる姿勢をとって」
「え?」
雪の言葉に、美影は椅子に座ったままコスチュームのファスナーを下ろしだした。目を見開く美影。自分の意志に反して勝手に体が動いてしまう。
「い、いやよ、いやっ!!」
精悍な青いユニフォームの前が開くと、白いブラとショーツが見える。美影は、ブラを前から強引に引き抜く。乳房がプルンと震え、双乳が露わになる。さらに、ショーツも破りとる。脚を大きく開き、薄めの茂みを見せつける。
「や、やだーーっ! お願いっ・・・・やめて・・・・・」
自分のとっている行為が信じられない。でも美影にできることは声をあげることだけだ。もっとも完全防音のこの部屋では、音が外部に漏れることはない。
「けっこう着やせするタイプかな。意外といい躰ね」
雪が値踏みするように声をかける。股間の肉茎が、肉壺への挿入の期待にピクンピクンと身を震わせている。
「ねえ、スムーズに入るように湿らせてよ。自分でしているんでしょ」
「・・・そ、そんなこと、したことないです!」
美影が真っ赤な顔をさらに赤らめて反論する。しかし、その右手は自動的に動き出し、中指が割れ目を刺激する。
「あっ!・・・あ・・・そ、そんなこと・・・・したことない・・・」
「あれ、でも、その指の動きは慣れた手付きよ・・・・ ふふ、予習していたのかな。美影ちゃん、才媛だしね」
「・・・ち・・ちがう・・・」
股間の妖しい刺激に声が途切れる。愛液が溢れてくる。強制自慰の熱い昂ぶりに、美影の意識は翻弄される。
「・・・あっ・・・んっ!・・・・」
必死に絶えようとする美影だが、喘ぎ声が漏れる。その様子に興奮する雪は、さらに責め続ける。。
「じゃあ、もっといやらしくわたしを誘ってよ。挿れて下さいって」
「・・あぁっ!・・・い、いやぁーーっ!!」
美影は躰をのけぞらせ、左手を下乳に添えて胸を強調する。ピンク色の先端が艶めかしく勃起している。さらに脚を広げ、右手の人差し指と中指がクレバスを拡げる。薄い茂みの奥にはピンク色の肉襞が淫らな愛液をだらしなく垂らしながら、固いモノが入ってくることを誘っていた。もちろん、美影にとっては羞恥極まりないポーズだ。
「いいわね、そそるなぁ」
雪は嬉々として声をあげながら左手で美影の股間をまさぐる。右手は我慢できないとばかりに自分のモノをしごいている。
「・・・あんっ!!・・・」
「うん、大洪水ね。オムシスは水が少なくて苦労しているのにね」
揶揄しながら責める雪。犯す期待に目を細める。
「さあ、そんなに誘われちゃ、挿れないわけにはいかないわね」
「・・・い、いやっ!・・・・ お願いっ・・・・やめてっ・・・」
「うふっ、嘘つき。欲しいんでしょ。さあ、召し上がれ」
雪は躊躇なく腰を近づけ、いきりたった逸物を挿入していく。
「うあぁーーっ!!」
美影が悲鳴をあげるが、雪はかまわず腰を使い、極悪なモノを沈めていく。
「あんっ!思った通り、美影ちゃんの中、気持ちいいわあ」
腰を卑猥にローリングさせ、極悪なカリで膣肉を抉る。
「・・・い、いやぁ・・・」
「まだ、先端しか入ってないよ」
確かに入っているのは一部だが、そのエラの張ったカリが膣入口付近を抉り執拗に弄んでいる。膣肉はそれを歓喜なものと受け止め包み込むように反応する。勝手に快感を貪る肉体が、その悦びだけを美影の脳裏に送り込む。
「・・・んんっ!・・・あぁっ!・・・」
侵入してくる固い欲望。それに抵抗する術を今の美影は持っていない。強制的に送り込まれる肉欲に弄ばれるだけだ。
「うふふ・・・反応いいわねえ。じゃあ奥まで楽しませてあげる」
雪は美影を抱きしめ、腰を激しく打ち付けた。
「んぁあーーっ!!」
躊躇無く膣奥まで侵入する雪のペニス。その激しい衝撃に美影は躰をのけぞらして叫んだ。歓喜の叫びだ。
「いいでしょ、奥まで犯されるのって」
雪が激しく腰を前後する。グリっグリっと侵入を繰り返すごとに、エクスタシーの電撃が美影の全身を走り、頭頂を貫く。
「・・あぁっ!!・・・ああぁーっ!!・・」
躰が自由にならない分、純粋な快感のシグナルだけが数倍に増幅され、激しく脳裏に焼き付けられている。
(冷静になって・・・雪さんはどうしてこんなことをしているの? なぜあんなものが生えているの? ・・・あの装置の目的は?)
つとめて冷静に状況を考えようとする。しかし圧倒的な肉の悦びの前には、その思考は儚くかき消されてしまう。
「・・・あぁっ!!・・・・だめ・・・だめなのに・・・いいっ!!」
たまらないという表情で喘ぐ美影。強制エクスタシーの感覚は確実に彼女を蝕んでいく。その様子に、雪は満足気な表情だ。
「うふふ、心も躰もすっかり馴染んだようね。それじゃあたっぷりと注いであげる」
腰を巧みに使いながらも、言葉で嬲る雪。そして、腰の動きが激しくなる。
「・・んぁーーーっ! ・・・・あぁぁーーーーっ!!・・・」
奥まで突き破るかのような激しい注送に、淫らに反応して淫獣の叫びをあげる美影。理知的な技術者ではなく、淫蕩に快楽を貪る雌の表情をも浮かべていた。
「んんっ! さあ、そろそろあげるわよ。わたしの分身を注いであげるっ!!」
「・・・あっ!・・・いやっ!!・・・あぁーーーっ!!・・・」
「さあ、これでイってねっ! そして変わっちゃいなさいっ!!」
雪も顔を真っ赤にし、叫びながら熱く滾る欲望を解放する。堰を切ったかのように白濁液が何度も何度も噴出し、美影の膣内を侵し子宮を満たしていく。
(・・・だめ・・・だめなのに・・・でも、中に出されて気持ちいい・・・・・)
拒んではいるものの肉欲には逆らえない。白いエクスタシーに、脳裏も真っ白にフラッシュバックする。すると、その止揚した意識の中にこれまでにない感情や思考が送り込まれてくる。「ミレーネルとガミラスへの忠誠」、洗脳された雪が持つ感情だ。それが今、美影の心も染めてゆく。
(・・・なにか・・・きてる・・・でも・・・気持ち・・いい・・・)
その行為は苦痛ではない。脳内麻薬が巻き散らされ、極上のエクスタシーを伴いながら新しい思考が定着されてゆく。
「・・・いいっ!!・・・・いいのーーっ!!!・・」
何度も何度も迸る白い濁流。絶倫の雌精液が絶えること無く送り込まれる。そのたびに美影の意識は繰り返し塗りつぶされていく。
「いいわあ、美影ちゃん!! さあ、これで最後よ!」
雪が絶叫しながら最後のひと滴を放つ。
「・・・あぁあああーーーーっ!!!・・・」
美影は躰をガクガクと震わせ、顔を天に向け、昇天の面持ちで果てていく。雪がペニスを抜いても、痙攣は止まらない。
「・・・あぁーーーーっ!!・・・」
エクスタシーの極みを味わい続ける美影。美獣の叫びが狭い部屋の中でこだましていた。
雪が体を離した後も、美影はしばらくの間、躰をガクガクと震えさせていた。快楽の痙攣だ。その余韻もようやく終えようとしている。放心で天を向いていた顔を前に向ける美影。その表情はいつもとは一変していた。眉尻を吊り上げ唇に挑発的な微笑を浮かべている。その瞳には雪と同じような妖しい光が灯っていた。美影は椅子から立ち上がる。催眠効果は消えているようだ。股間から溢れたザーメンがこぼれ落ちる。美影は指ですくい取り。舌を出してぺろりと舐める。
「美味しーい」
その様子に雪は満足気な表情を浮かべ、声をかける。
「どう、今の気分は」
「最高です。なんで今までガミラスを敵と思っていたんだろう」
「うふふ、これからはわたしのために働いてくれるわね」
「もちろんです。わたしは雪様とミレーネル様、そしてガミラスのものです」
我が意を得たり、とばかりに美影が頭をさげる。
「私は様を付けなくていいわよ、周りのテロン人に気付かれても困るしね」
「あ、かしこまりました、雪さん」
うなづく美影。
「それじゃあ、お願いしたものを作ってね。まず、スーツの方からお願い」
「はい・・・うふふ、雪さんのために働けて幸せです」
完全に書き換えられた思考。美影は雪の忠実な僕となった。その様子に雪は眼を細め、満足げな笑みを浮かべる。
(・・・うふっ、わたしの洗脳ザーメン、いい感じで効いたわね。素晴らしいわ)
雪は美影を堕としたことに満足し、次のターゲットに思いを馳せた。同時にミレーネルと話したことを思い出していた・・・
[3]回想 ~雪とミレーネル~
船務長である雪には個室があてがわれている。美影を掌握する数時間前、雪は原田真琴と共に部屋にいた。ベッドの上だ。二人とも全裸で絡み合っている。女性同士の激しい愛撫だ。
「んっ!・・上手になったわね、雪・・・その調子よ・・・」
「・・・あ、ありがとうございます・・・あっ!・・あんっ!・・」
情熱的なレズビアンの営み。ただ、普通の女性と違うのは、二人とも股間に逞しい男根を生やしていたことだ。スレンダーな雪の肢体、グラマラスな真琴の肉体のそれぞれに逞しく聳える異形のペニス。ミレーネルによって脳内から肉体を支配され、生やされたものだ。二人は雌雄の快感を最大限に味わうため、変則的に交わっている。松葉同士を絡めるように、お互いの脚を絡め股間を密着させているのだ。そして、雪の牡は真琴の雌へ、真琴の牡は雪の雌へと相互挿入されている。腰を使って牡を押し出せば、その快感は自分の雌にも帰ってくる。挿れる快楽と挿れられる悦び。射精と受精の複合快楽を堪能しているのだ。
「あっ!きてるっ!!・・・だめ、出ちゃうっ!!」
雪が叫べば、真琴も反応する。
「・・んっ・・・あたしもイキそう!・・・たくさん出すわよっ!」
そして二人は絶叫しながら精を放つ。牡と雌を同時に味わう相乗快楽のエクスタシーの波濤の中で二人は果てていく。
激しい行為のあと、真琴と雪はベッドの上で躰を休めていた。
真琴が呟く。もちろんミレーネルが呟いているのだ。
「やっぱり女同士はいいわ。テロンの男もだめだしね」
「・・・そうですか?」
「この躰で、何人か誘ってみたのよ。でも、せっかく誘ったのに怖じ気づく奴ばかり。誘いに乗ってきた奴も粗末なモノ・・・雪の方がよっぽど立派だわ」
「ありがとうございます・・・」
雪が顔を赤らめる
「わたしの所属する特務部隊は女性だけで構成されているの・・・」
ミレーネルは宣伝情報相ミーゼラ・セレステラの配下だ。彼女の専用艦であるハイゼラード級航宙戦艦「シャングリ・ラー」は女性士官のみで運用されている。
「やっぱり、この船も女だけで支配しましょう。乗員の1/3は女性のようだから十分ね」
「・・・はい、ミレーネル様の仰せのままに・・・」
二人だけのときは、雪は真琴のことをミレーネルと呼ぶ。
「うふっ、いい子ね。それじゃお願いがいくつかあるわ」
「喜んで」
「まずは、これを作って欲しいの」
真琴は、脱いでいたコスチュームのポケットから記録ディスクを取り出して雪に渡した。それには『精液変換射出装置』の設計図が記録されており、真琴はその内容について説明した。
「・・・ね、すごい装置でしょう。これが後で必要になるのよ。つまりね・・・」
真琴が装置の説明性を説く。
「分かりました。でも、これを作れるのは技術課員ですけど、素直に作ってもらえるかどうか」
「うふふ、心配ないわ、簡単よ。雪のソレで犯してやればいいの。あなたのザーメンには思念を込めることができるようにしてあるわ。精液を子宮で飲み込んだ子は、あたしや雪に無条件に従うようになるわ」
「・・・ほんとですか。それって凄い・・・」
答えながら興奮した雪は、股間のモノを再び固くした。下半身にあたる固い感触に真琴が答える。
「あら、興奮しちゃったのね・・・うふふ、そうよ。ソレをテロンの女たちに突っ込んであげなさい」
「・・・楽しみです・・・誰にしようかな。そうね、桐生さんががいいかな」
雪は美影を選び、その彼女を犯すことを想像して淫らさを含んだ笑みを浮かべる。
「頼むわね・・・それから、その後で・・・」
真琴は、その後の計画を雪に説明する。
「素晴らしいプランです」
雪が感嘆の声をあげる。
「ね、面白いでしょう。さあ、もう少し楽しみましょう」
真琴は雪の股間に顔を埋め、固くなっているモノを掴み、それを口で咥えた
「あっ!」
「うふふ・・・」
二人の魔女は、再び熱く交わりだした。
(続く)
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