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ダークマーキュリー オリジナルVer.

こんばんは。前回、セーラームーン実写版のダークマーキュリーを紹介しましたが、今回は関連してダークマーキュリーのフィギュアです。といっても実写版を再現したものではなく、ガレージキットを改造したオリジナルVersionで、以前に作成したものなのですが。

ベースは「スーパーセーラーマーキュリー」(Amie-Grand製)で、改造点としては、右手を挑発ポーズに、首の角度変更、太股部にストッキング、ブーツのハイヒール化などです。塗装は光沢黒をベースにしてボンデージセーラーという感じにして、悪堕ちを表現しようとしました(でも、なかなか難しいです)。左手の武器は適当に作ったオリジナルなものです。今にして思うと、実写版のように、黒の紋様などを入れてもよかったかもしれません。表情も、もっと妖艶+操られたようにしたかったのですが技術がありませんでした。

dark mercury dark mercury

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なお、脳内設定としては、アニメに登場するブラックレディによって洗脳された姿ということになっています。
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一応、妄想ストーリーを作ってみました。趣味が偏っている点、文章力が無い点はご容赦ください。


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「スモールレディ・セレニティ」こと「ちびうさ」は、ワイズマンの罠にはまって洗脳され、闇の女王「ブラックレディ」へ転生させられた。セーラームーンに立ち向かうブラックレディ。しかし、セーラームーンを倒すことは簡単ではないと判断したブラックレディは、まずはセーラームーンの仲間の戦士たちを籠絡することを企むのだった。


一人で塾から帰宅する水野亜美の前に黒い影が現れた。
「ブラックレディ!・・・いえ、ちびうさちゃん」
「水野亜美、1人でいるとは好都合ね」
「お願い、元に戻って! うさぎちゃんも心配しているわ!」
「なにを馬鹿なことを。ふふふ、まずは、あなたから私の虜にしてあげる」
「え? なにを言っているの?・・・」
「さあ、私の目をご覧なさい」
ブラックレディの挑発的な紅い瞳、それが妖しげな光を帯びる。
(だめ、見ちゃいけない!)
しかし、その蠱惑的な瞳に亜美の心は捕らわれてしまう。
(いや、だめ・・・)
「ふふ、水野亜美。いや、セーラーマーキュリー、あなたの心は私のもの。その体にも私の印を刻んであげるわ」
「や、やめて・・・」(どうして? 体が動かない・・・)
体の自由がきかない亜美。朦朧とした意識の中で、かすかに残る理性がブラックレディの言動を拒否する。しかし汚染された本能はブラックレディに逆らえない。
「ふふふ、ワイズマン様から頂いた力で、あなたを私のものにしてあげるわ。」
ブラックレディのタイトスカート、その股間が不気味に膨らむ。それを目にした亜美は、戸惑いを隠せない。しかし嫌悪しても、強制的に脳裏に刻みこまれた妖しげな誘惑の前に、自然と体を開いてしまう。ブラックレディの淫らな愛撫の前に、蕩けていく亜美。そして、ブラックレディが上気した表情で言い放った。
「さあ、私の分身を受け入れなさい!」
プリンセスを守るセーラー戦士にとって、絶望を告げる暗黒の力が、亜美の体内に注ぎ込まれる。「いやああっ!」悲鳴とともに亜美は意識を失った。

ブラックレディは満足したように亜美の体から離れる。気絶している亜美の前に立ちはだかり、さも楽しそうに声をかける。「さあ、目覚めなさい!」その言葉に亜美は目を開く。しかし、その表情は、理知的で可憐ないつもの亜美ではなく、狡賢で邪な色を浮かべ、妖艶さをも醸し出していた。
「気分はどうかしら、水野亜美」
「はい、問題ありません、ブラックレディ様」
「ほほほ、よろしい。おまえは、我が忠実な僕だ」
「はい。私はブラックレディ様に忠誠を誓います」
「では、生まれ変わった姿を見せてもらおうかしら」
「はい」
亜美はマーキュリーに変身するためのスティックを取り出す。しかし青いクリスタルは黒い光に包まれ、妖しげな燐光をも帯びている。
「ダーク・クリスタルパワー!メイクアップ! 」
邪悪な呪文を唱えた亜美は、黒い光に包まれていく。そして現れたのは、漆黒のボンデージセーラーに身を包んだ悪の戦士だった。
「見事ね、これからはダークマーキュリーを名乗るがよい」
「ありがとうございます、ブラックレディ様」
恭しく、膝を突いて頭を下げるマーキュリー。濃いメイクに包まれた表情には、邪悪な色が強くにじみ出ていた。
「さて、次は、誰を堕とそうかしら」
ブラックレディは満足したようにつぶやくのであった。


後日・・・・


ブラックレディとセーラー5戦士は対峙した。
「ちびうさ!今日こそは、あんたを元に戻すんだからね! みんな、いくわよ! ムーン・プリズムパワー!メイクアップ! 」
月野うさぎは、純白の衣装に包まれたセーラームーンに変身した。
「あらあら、セーラームーン。変身したのはあなただけかしら?」
ブラックレディの勝ち誇ったような声が響く。
「え?」
セーラームーンが、周りを見回すと、仲間の4人は、変身せずに俯いている。
「みんな、どうしたの?」
いぶかしがるセーラームーン。しかし4人の仲間たちは肩を揺らして、くすくすと笑い出した。うつむいているので、その表情は定かではないが、さもおかしそうに忍び笑う。その状況を理解できないセーラームーンは、戸惑いを隠せない。
「ねえ、みんな、どうしちゃったのよ?」
すると、我慢できないように顔を上げる4人の戦士たち。だが、その表情は邪な雰囲気に満ちており、セーラームーンを蔑むように見つめる。
「あーあ、うさぎの前で我慢するのは大変だったわ」
「ほんと。でも、うさぎったら何も気がつかないんだもん」
レイやまことが、信じられない言葉を投げかける。
「ねえ、ほんとにどうしちゃったのよ!?」
「まだ、気がつかないの? そこにいるのはあなたの仲間じゃないのよ」
「!」
ブラックレディの冷酷な言葉が響き渡る。それを合図にしたかのように4人の戦士は歩き出し、ブラックレディの方に向かう。そしてブラックレディを囲むようにして、セーラームーンに向き合った。
「この4人は、私の忠実なしもべ。私こそが真のプリンセス。」
「え・・・・・」
セーラームーンは、驚愕の表情を浮かべながら声が出せない。
「さあ、お前たちの真の姿を見せてあげなさい」
「はい、ブラックレディ様」
4人が一斉にうなずいた。そして・・・・
「ダーク・クリスタルパワー!メイクアップ! 」
黒い光が辺りを包む。そして現れたのは、黒の衣装に身を包んだ4人のセーラー戦士、いや、ブラックレディに忠誠を仕えるダークセーラー戦士たちだった。セーラームーンに邪悪な姿を見せつけ、さも満足そうにつぶやく。
「どう、私たちの姿。綺麗でしょ」
「ブラックレディ様こそ真のプリンセス」
「セーラームーン、あなたはブラックレディ様にとって邪魔なの」
「これから、たっぷり可愛がってあげるわ」
口々に豹変の台詞を吐く、かつての仲間たち。
「う、うそ・・・」
セーラームーンは、その場にへたり込む。楽しそうに邪悪な表情で迫るダークセーラー4戦士。ブラックレディは満足そうに、その光景を眺めるのだった。

tag : 妄想ストーリー

comment

Secre

No title

 オンエア当時、夢見ていたシチュでした! kiryunさん有難うございます!
やはり堕ちた時の振り幅、そのインパクトはマーキュリーが最も大きいですね。
「蒼」の持つ「清廉さ」が一転して「冷酷」かつ「鋭利」な物へと変わる様がとても鮮やかに
表現されているからでしょう。 
 また、バックストーリーも最高ではないですか。「汚染された本能」、「自然と体を開いてしまう」そして「淫らな愛撫の前に、蕩けていく亜美」等と言った描写の積み重ねがダークマーキュリーへの変身に一層の説得力を与え、互いに持ち味を高めていると思いました。 見る程に読む程に、「怯えつつもオルガズムの波を受け入れるのに夢中になり、何時の間にか自ら服を脱いでいく」、「ダークマーキュリーへの変身時に全裸になった瞬間、歓びの余り自分で両肩を抱きしめて身震いする」ーそんな彼女への妄想が沸き起こる一方です。  

No title

美羅さん、コメントありがとうございます。
このオリジナルダークマーキュリーは、初めて作ったガレージキットです。元々プラモデルが好きで、モビルスーツとか作っていたのですが、ダークマーキュリー放映後、セーラーマーキュリーのガレージキットを雑誌で見て、これなら改造すればダークマーキュリーが作れるかなあと思って、フィギュアのガレージキットの世界に足を踏み入れてしまったのでした・・・
仰るように、清廉潔白のマーキュリーだからこそ、堕ちたときのインパクトは一番ですね。オリジナルを生かしたまま、黒や悪の意匠を加えていくようにしました。

おまけストーリー、気に入って頂いて幸いです。セーラームーンのアニメは「R」までしか見ていないのですが、特にブラックレディは印象に残っています。可憐な妖精のようなヒロインが、悪堕ち・変身してアダルトな魅力をも醸し出す姿は、実に魅力的です。そのようなわけで、ブラックレディとダークマーキュリー、お気に入りの堕ヒロインを合わせて、妄想してしまいました(マーズ、ジュピター、ビーナスを堕とすシーンも考えてはいたのですが、冗長になりそうなので省きました)。微妙にフタナリ趣味が出ているので、好みがあるとは思うのですが。

No title

最高です。
フィギュアもストーリーも・・・

実写版はダークマーキュリーが一番好きでした。
特撮ヒロインの悪堕ちが大好きなので・・・
ダークマーキュリーと同じ位好きな悪堕ちヒロインは「暗黒ポワトリン」です。

No title

欲求ふマンさん、はじめまして。コメントありがとうございます。このフィギュアは初めて作ったガレージキットで、けっこうアラがあったりするのですが、思い入れがあります。
 特撮ヒロインの悪堕ちはKiryuも大好物でして、つい、こんなストーリーを書いてしまったのでした。特にヒロインチームの中で、冷静なお嬢様参謀タイプ(セーラーマーキュリーやキュアミント、キュアベリーなど)が堕ちるのが好みなんですねえ。「暗黒ポワトリン」の回は残念ながら未見なので、機会をみつけて見たいと思います。では、今後ともよろしくお願いします。
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プロフィール

Kiryu

Author:Kiryu

「美女が妖しく変貌する」、というテーマのもと、AVやドラマなどの映像作品について気ままに書いています。主に扱っている内容は、催眠、洗脳、悪堕ち、ふたなり、触手などです。関連して、改造した市販フィギュアや、製作したガレージキットも紹介しています。ときどき妄想ショートストーリーや、最近はイラストもアップしています。 (メールm_kiryu@live.jp)

(アダルトな内容を扱っているので18歳以下の閲覧を禁じます)

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